LIMOが2022年8月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年8月16日)

暑さで疲れやすくなる夏。入浴やシャワーでスッキリと汗を流して、心もからだもリラックスしたいものです。

浴室にみずみずしい観葉植物を飾ると、ナチュラルで爽やかなバスタイムに。浴室には耐陰性があり多湿を好む植物が向いています。

今回は観葉植物を浴室で育てるコツや、浴室にオススメの品種を紹介します。

1. 浴室で観葉植物を育てるコツ

1.1 できるだけ明るい場所に置く

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浴室はほかの部屋と比べるとやや暗めです。耐陰性がある植物でも光合成をするためには日光が必要なので、窓がある浴室ではできるだけ窓の近くに置きましょう。

窓がない場合は、ときどき明るい室内で光をタップリ当ててあげるのがオススメです。

1.2 風通しをよくする

浴室は湿気がこもりがち。多湿を好む植物でも蒸れを起こすことがあり、傷みやすくなります。窓がある浴室は、使用していないときに窓を開けて新鮮な空気を取り込みましょう。

窓がない浴室は換気扇を回して、空気を入れ替えれば大丈夫です。

1.3 ハイドロボールや水苔を利用する

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土を入れた鉢で植物を育てていると、万が一倒して土を浴室にばらまいてしまうと大変です。衛生面で気になる場合は、ハイドロボールや水苔に植え込むとよいでしょう。

水栽培できる植物は、コップなどに挿して飾るのもオシャレです。

1.4 シャワーに注意する

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植物にシャワーの熱いお湯が掛かると弱ってしまいます。ソープやシャンプーの泡がかかってしまうことも。ある程度高さのある場所に飾ったり、ハンギングで吊るしたりすると安心です。

2. ナチュラル・バスタイムを演出!浴室にオススメの観葉植物8選

2.1 アジアンタム

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細い茎に小さな薄い葉がふんわりと広がるアジアンタム。日に当たると葉がチリチリになるので半日陰に擱くのがオススメです。

乾燥に弱いので、水切れしないようにこまめに水を与えましょう。※参考価格:1000~2000円前後(4号鉢)

2.2 シンゴニウム

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シンゴニウムは熱帯アメリカのジャングルが原産地。大木にからみながら生息しています。高温多湿を好み、強い日差しが苦手。

ハート型の葉が愛らしく、白と緑のマーブル模様や赤味を帯びた緑など、さまざまな色合いが楽しめます。※参考価格:400~600円前後(4号鉢)