総務省消防庁は2023年5月1日から毎週火曜日に「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」を発表しています。今回は7月19日に発表された7月10日~7月16日の期間における調査結果を紹介します。

【総務省消防庁/熱中症情報】2023年の救急搬送数推移

2023年7月10日~7月16日の熱中症による救急搬送数は8189人(速報値)でした。前週(7月3日~7月9日)の3964人から約2.1倍に増え、今年の観測期間中としては最多を記録しました。

【総務省消防庁/熱中症情報】救急搬送数の前年同期比

8189人は前年同時期比で206.8%。ここ数週間は前年を下回っていましたが、最新週ではこれを大きく上回りました。47都道府県では特に関東・関西・近畿のリスクが高まっており、東京都は今年初めて1000人を超えています。