【製造業の最新給料事情】20歳代の賃金はいくらか、男女間の格差もチェック 厚生労働省データから各産業の年齢別賃金を分析

【製造業の最新給料事情】 20歳代の賃金は他の産業より低水準

20歳代の賃金は20～24歳が20万3400円、男性だけだと20万8100円、女性だけだと19万3500円。25～29歳が23万3800円、男性だけだと24万1400円、女性だけだと21万4800円という結果でした。

他産業と比較すると製造業の賃金は、男性の場合、20歳代は特に低く、そこから30歳代～50歳代にかけて大きく上昇。60歳代から減少に転じています。女性の場合、加齢に伴う賃金上昇は男性より緩やかでピークが45～49歳と早いことも特徴といえそうです。

※「令和4年賃金構造基本統計調査」における賃金は、調査実施年6月分の平均所定給与額を指します。現金給与額から超過労働給与額を差し引き、所得税等を控除する前の額です。

参考資料

• 厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」

大蔵 大輔