〈コツその5〉病害虫に強い品種を選ぶ
高温多湿の夏は病害虫が発生しやすくなります。病害虫の特効薬は早期発見と早期対応。とはいっても炎天下で植物の状態を見回りながら歩くのは大変です。
夏のガーデニングを楽ちんにするため、病気や害虫が発生しにくい植物や、多少被害に合ってもたくましく育つ品種を選びましょう。
〈コツその6〉地面にマルチング材を敷く
腐葉土やマルチバークなどのマルチング材は、水の蒸発を抑えて乾燥から植物を守ります。水やりの手間を軽減するとともに、強い日差しで根が傷むのを防ぐのに効果的。株元だけでなく株間にもマルチング材を敷き詰めておくと、雑草が生えにくくなり草抜きの手間もかかりません。
暑さに強い&ローメンテナンスで楽しめる草花〈オススメ5選〉
〈オススメ 1〉マリーゴールド
春から秋にかけて長い期間咲き続けるマリーゴールド。黄色やオレンジの明るいビタミンカラーが、見る人に元気を与えてくれます。
強い日差しにも負けずカワイイ花を咲かせ、ほとんど手をかけなくても丈夫に育ちます。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)
〈オススメ 2〉ベゴニア
ベゴニアはさまざまな品種や花色がそろっていて、育て方も簡単なので初心者にオススメ。照りが美しい肉厚の葉を持ち、乾燥にもよく耐えます。
花の寿命が1週間程度と比較的長く、こまめな花ガラ摘みの必要もありません。※参考価格:100~300円前後(3号ポット苗)
〈オススメ 3〉ギボウシ
リーフプランツの代表格で、半日陰の庭を華やかに彩るギボウシ。大きな葉は存在感バツグンで、初夏に咲く薄紫の花が涼やかです。
植えっぱなしでも毎年株を増やしながら大きく育ちます。※参考価格:600~1000円前後(4号ポット苗)