2024年1月にスタートする新NISAまで残り6ヶ月を切りました。
新NISAにおける大きな変更点の1つに「恒久化」があげられます。
「恒久化」とはいったい何を意味するのでしょうか?
本記事では新NISAにおける恒久化に焦点を当てて解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 新NISAの概要
- 新NISAの恒久化とは
- 現行NISAと新NISAの違い
新NISAの恒久化とは
新NISAは2024年1月からスタートする税制優遇制度です。
現行NISAからの大きな変更点として制度の「恒久化」が挙げられます。
これまでのNISAは新規で投資ができる期間が決められていました。
例えば、つみたてNISAであれば2042年までが投資可能期間と定められていたのです。
しかし、新NISAではこうしたデメリットのある制約を撤廃し、制度の恒久化を約束しています。
なお、新NISAは以下の内容で運用されることになっています。
現行NISAと比べてより使いやすく、お得な制度となっていることを確認しておきましょう。
<新NISAの概要>
※成長投資枠は1200万円、つみたて投資枠は1800万円を超えて運用することはできません。また、両制度を併用する場合も1800万円が運用可能上限額となっています。
<現行NISAの概要>
新NISAを待つより現行NISAから始めたい理由
ちなみに、現行のNISAを以下のような理由から始めていないのであれば非常にもったいないと言えるでしょう。
- 現行NISAと新NISAの両方で手続きするのは面倒なので新NISA開始まで待っている
- 現行NISAは2023年12月で終わるので、新NISAから始めればいいと思っている
現行NISAにおける新規投資は2023年末までですが、非課税措置は2024年からも引き続き受けられます。
2023年末に新規で投資をすれば、一般NISAは5年間、つみたてNISAは20年間の非課税措置が適用されるのです。
また、新NISAの口座も現行NISAと同じ金融機関で開設されるので、余計な手間が増えるようなこともありません。
新NISAを慣れた状態からスタートする意味でも、まずは現行NISAから始めてみてはいかがでしょうか?
現行NISAと新NISAの両方におすすめの証券会社
NISAを始めるのであれば、まずは証券口座の開設が必要となります。
ここでは、これからNISAを始めたい初心者の方に向けて「おすすめの証券会社」を紹介します。
NISA対象の商品が充実していることから、現行NISAと新NISAの両方でおすすめの証券会社です。
※各データは2023年7月10日時点の情報に基づきます。
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基本情報
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参考資料
MeChoice編集部