チューナーレステレビとは地上波・BS・CSなどの放送を受信するためのチューナーを非搭載とすることで、従来のテレビよりも低価格を実現したテレビです。Android OSなど搭載しているケースが多く、ネット配信の番組が視聴できれば十分というユーザーから人気を集めています。

2021年12月にドン・キホーテのプライベートブランド「情熱価格」が発売したのをきっかけに、2023年7月時点でゲオやオリオンなど複数のメーカーが製品をリリースしています。ドン・キホーテでは人気を後押しに、フルHDモデルだけでなく4K対応モデルまでラインナップしています。

【NHK受信料回避】+Styleのチューナーレステレビ、特徴は?

この市場に新たに参戦することを発表したのが、BBソフトサービスが展開する「+Style」。幅広いIoT製品やスマート家電を数多く販売しているブランドで、コスパのよさに定評があります。

新製品は「SmaTY」という名称で、2023年7月13日に+Style Amazon店で販売を開始しました。画面サイズは43V型で、解像度は4K(3840×2160)となっています。搭載しているOSはAndroid OSで、YouTubeやNetflixなどはプリインストールされています。もちろんその他のアプリもあとからGoogle Playストア経由でインストールすることが可能です。

Chromecast機能を搭載しているので、対応している機種であればスマホの画面をSmaTYに表示することも可能。たとえば、スマホで撮影した写真を大画面に映すといったことができます。従来のテレビとは異なる使い方ができるのも、うれしいポイントですね。

画質だけでなくオーディオにもこだわっており、Dolby Audioによる大画面にふさわしい臨場感のあるサウンドも楽しめます。専用リモコンは4つのアプリ(Netflix、YouTube、Google Play、Prime Video)やGoogle Assistantのダイレクトボタンを備えているので、誰でも直感的に操作することができます。

チューナーを省いた分、価格が値頃になっているのも重要なポイントです。SmaTYは43V型の4K対応モデルであるにも関わらず、税込3万9900円と4万円を切っています。