熱中症の救急搬送数は今年最多に!要警戒の都道府県をチェック
総務省消防庁発表の熱中症情報(2023年7月3日~7月9日)
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総務省消防庁は2023年5月1日から毎週火曜日に「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」を発表しています。今回は7月11日に発表された7月3日~7月9日の期間における調査結果を紹介します。
【総務省消防庁/熱中症情報】2023年の救急搬送数推移
2023年7月3日~7月9日の熱中症による救急搬送数は3964人(速報値)でした。前週(6月26日~7月2日)の3227人から約1.2倍で、今年度の観測期間中としては最多を記録しました。
【総務省消防庁/熱中症情報】救急搬送数の前年同期比
前年同時期は6229人(確定値)で、前年同時期比63.6%となりました。ただ2022年は7月上旬に記録的猛暑に見舞われた結果の人数であり、2023年もすでに警戒すべき水準に突入しています。また47都道府県のうち、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県は前年同時期を上回っており、中部・近畿地方は要警戒といえそうです。
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社。ナビゲータープラットフォーム入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。専門領域はPC、スマートフォン、オーディオ、IoT、EC、キャッシュレス、家電量販店、ディスカウントストアなど。定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。
最終更新日:2024/04/15