注文住宅の後悔点5. 靴の収納が狭すぎて後悔

靴の収納スペースが狭すぎると、玄関に靴が溢れてしまい見た目が悪くなりがちです。

実際にご夫婦も、靴の収納には後悔しています。

「下駄箱が狭いので靴を収納することができず、玄関に靴を並べるしかなくて見た目が悪いです。シューズクロークのある玄関にすれば良かったです」

玄関の広さは限られていることが多いため、収納スペースの大きさを決めるのは難しいでしょう。

そんなときは、玄関周りのたくさんのアイテムを収納できる「シューズクローク」を設置すれば、多くの靴を収納することができます。

靴同士を重ねたり、玄関に並べたりすることも少なくなるためおすすめのアイテムです。

スペースに余裕があれば、玄関用の掃除用具や靴磨き用のクリームなどを便利に収納できます。

注文住宅の後悔点6. アイランドキッチンにして後悔

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お洒落で高級感のあるアイランドキッチンですが、メリットばかりではないようです。

「開放感があってオシャレなのでアイランドキッチンにしましたが、煙がすぐにリビングに広がってしまったり水や油がはねて部屋が汚れやすいので後悔しています。普通のキッチンで良かったです」とご夫婦は話します。

料理の煙が気になる方は、対面キッチンや背面キッチンを選ぶ方が良いでしょう。

アイランドキッチンは、リビングと一体化した作りなので、汚れや匂いが充満しやすい特徴があります。

さらに、日ごろからの整理整頓が必要です。

アイランドキッチンは開放的になっているため、キッチンの様子が見えやすくなっています。

まとめ~注文住宅では生活のシミュレーションが大切~

一人一人の生活スタイルはバラバラです。

だからこそ、家の間取りや設備を選ぶ際には、生活のシミュレーションが大切になります。こちらのご夫婦も、できるだけ後悔しない家を購入したかったはずです。

しかし、生活し始めて気付く点も見つかります。

家を購入する際には、朝起きてから夜寝るまでの1日の生活の流れをあらかじめメモに書いておくことをおすすめします。

家の購入時の打合せ時に、家族の1日の流れをハウスメーカーと打合せしながら家づくりをすすめていくことで、後悔点を減らすことは十分に可能です。

このご夫婦の体験談を参考に、後悔のない家づくりを目指しましょう。

参考資料

岩井 佑樹