国土交通省の最新データ「住宅経済関連データ(2)建築主・購入者等の平均年齢、全国での建築時・購入時・リフォーム時の年齢分布」によると、2021年度の注文住宅購入年齢の全国平均年齢は44.0歳であることがわかりました。

多くの方が、30歳代〜40歳代でマイホームを購入していることがわかります。

今回の記事では、40歳代で北海道の一等地に注文住宅を建てたご夫婦に、家作り体験談を伺いました。

35年の住宅ローンを組んで、快適に暮らせる夢のマイホームを購入されたご夫婦ですが、実際に住んでみると、「不便だな…」と感じるところがいくつかあるそうです。

こちらのご夫婦の体験談は、実際に注文住宅を購入して感じたリアルな体験談となっています。ぜひ参考にしてみて、後悔のない家づくりに活かしてみましょう。

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注文住宅の後悔点1. 「リビング階段」は冷暖房が効かず後悔

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学校や仕事から帰ってきた家族の様子が見られるのは「リビング階段」のメリットと言えます。2階に行く際も一度はリビングを通るからです。

ご夫婦も、子どもとのコミュニケーションを最低1日1回は取りたいと考えてリビング階段にしました。

しかし、階段に仕切りがないため冷暖房の効きが悪いそうです。

「夏は暑く冬は寒いので過ごしにくいリビングになってしまいました...。冷暖房の効率が悪いので、リビング階段にしないでホール階段にすれば良かったと思っています」とご夫婦は後悔しています。

確かに、2階に行く家族の様子が分かるのは良いですが、冷暖房の効きが悪く、家族がリビングに寄り付かなくなってしまうと本末転倒です。

階段に仕切りをつけるなどして冷暖房の空気を逃さないようにする対策が必要になるでしょう。