いよいよ夏休みも本番!旅行に行きたくてうずうずしている方も多いことでしょう。風光明媚で食べ物もおいしいイタリアは、旅行先としては不動の人気。この夏にイタリア旅行を計画している方も多いのでは?
イタリアの各都市には、お買い得感があるフリーパスがあるのをご存じでしょうか。円安による出費に頭が痛いという方もぜひ、このフリーパスを活用してみてください。主要都市のフリーパス事情を紹介します。
イタリアの美術館は「無料の日」もある!
美術館や遺跡など、イタリア旅行中に訪れたい名所は数えきれないほどあります。質も量も第一級のこれらの観光地、実は無料で鑑賞できる日があるのをご存じでしょうか。
イタリアの国立美術館や歴史的名所は、毎月第1日曜日が無料で開放されています。
人気の観光地は混みあいますから、普段はあまり気に留めていなかった美術館や名所を訪れてみるとよいかもしれません。広大な敷地にある美術館ならば、庭園で休息しながら1日を過ごせます。
また国際女性デーの3月8日は、女性は無料という習慣が、ここ数年続いています。
さらに所蔵する美術品に関連する日に、チケットがお買い得になることも。たとえば有名なカップルの作品を所有する美術館では、2人の結婚記念日にカップルで訪問すると、1人分が無料なんていう粋な割引もあり。
国立美術館の中には18歳以下は無料というところが大半です。お子さん連れで観光する場合は、念のため生年月日がわかる書類のコピーなどを持ち歩くとよいでしょう(美術館によってはEU滞在者限定というところも)。
各美術館や観光地では、ネット上に情報を載せてくれます。滞在中にはぜひチェックしてみてください。ただし適用されるのは国立の観光地のみです。私的な財団や組織が運営する美術館は該当しませんのでご注意を!
入場料を節約したいという方は、ぜひ有益な情報を活用してください。
首都ローマ&バチカンのフリーパス
ローマは町全体が遺跡とともにあり、カトリック教会の大本山バチカンも擁しています。当然ながら見どころが多く、タクシーを使っての移動は出費がかさんで非現実的です。
そこでおすすめするのが「Roma Pass」。このフリーパスは、ローマ市内を網羅するバスと地下鉄が乗り放題、さらに遺跡や美術館が1~2か所無料になるのです。48時間版と72時間版がありますから、滞在日数に合わせて選択可能です。
またバチカンのフリーパス「Ominia Card」もお買い得感が満載。こちらは24時間有効と72時間有効の2種があり、とくに後者は「Roma Pass」が含まれているため、移動も楽ちんです。
バチカン美術館、システィーナ礼拝堂、聖ピエトロ大聖堂の鑑賞だけではなく、オーディオガイドやオーブンパス・ツアーにも参加可能。見るものが多いローマですが、気軽に移動できるフリーパスで時間も節約できます。
オプションが多いミラノのフリーパス
ミラノはイタリアにおける経済の中心、そして世界的にも有名なモードの発信地です。訪れたい場所が広範にあり、交通手段を使っての移動を予定している方におすすめなのが「Milano Card」です。
「Milano Card」の利点はオプションが豊富なこと。市内の公共交通機関の乗り放題をはじめ、空港へのアクセス、ミラノのドゥオモ拝観、自転車レンタルなど、旅行の目的や状況に合わせて選ぶことができるのです。
もちろん1日から3日まで有効期限も多種あります。さらに指定の店でのフリードリンクやタクシー割引などの特典も。
アートの愛好者であれば、ミラノ市内にある12の美術館と博物館をわずか12ユーロで入館できる「TOURIST MUSEUM CARD」を。3日間有効ですから、お好きな美術館をゆっくり鑑賞できます。
ただしスフォルツェスコ城博物館は含まれていますが、ミラノの美術の殿堂・ブレラ美術館は除外されていますのでご注意ください。
フィレンツェのフリーパスは状況に合わせて
ルネサンス発祥の町として有名なフィレンツェは、街並みそのものが美術館のような美しさ。欧州の人々の間でも大変な人気があります。
フィレンツェ観光のための「Firenze Card」は、3日以上滞在する人には利便性が高いフリーパス。
というのも、レオナルド・ダ・ヴィンチやボッティチェリの作品で有名なウフィツィ美術館を含めた、実に60の美術館のフリーパスとなるためです。
フィレンツェは町の規模としては小さいので、徒歩で回れるという利点があり、公共交通手段が含まれたフリーパスはありません。
主要な美術館だけ見たいという場合は、ウフィツィ美術館、メディチ家の私邸で会ったピッティ宮殿、美しいボボリ庭園がセットになったフリーパスはいかがでしょうか。
鑑賞客で混みあうウフィツィ美術館の後は、ゆったりとした空間のピッティ宮殿や庭園でくつろぐのもおすすめです。
各都市のフリーパスを熟知して活用しよう!
観光名所が目白押しのイタリアの都市。交通費や入場料がかさんで、知らぬ間に大散財をしていたなんてこともよく起こります。
そんなときに活用したいフリーパスは、それぞれの町によって特徴が異なります。都市の規模や自分がなにをしたいかを見極めて、フリーパスを活用してみてください。




