世界でも有数の観光立国・イタリア。テレビやネットでイタリアの魅力を知ることができますが、この夏休みは実際にイタリアに行く予定の方も多いのではないでしょうか。

いざ憧れのイタリアにたどり着いてみれば、びっくりするような文化や習慣に遭遇することも少なくありません。意外に知られていないイタリアの文化や習慣について、在住者が解説します。

【イタリアの意外な習慣1】イタリア人はジェスチャーが多い!

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WineDonuts/shutterstock.com

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陽気でおしゃべりなイタリア人、というイメージを持つ人は多いはず。一般的にイタリア人は声が大きいというのは確かですが、実は雄弁なのは口だけはないのです。

そう、イタリア人のジェスチャーの多彩さは想像以上。ジェスチャーを比較的よく使う欧米諸国の人から見ても、イタリア人のジェスチャーはかなり大仰でコミカルに映ることもあるようです。

一説によると、イタリア人のジェスチャーは250に及び、古代に入植してきたギリシア人とのコミュニケーションをとるためだったとか、ローマ帝国に侵入してきた蛮族との区別をするためだったとか、諸説があるのです。

映画や動画でイタリア人を目にすることがあったら、ぜひそのジェスチャーにも注目してみてください。

【イタリアの意外な習慣2】コンビニはなし!その代わりとなるのは?

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Alexandre Rotenberg/shutterstock.com

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日本ではなくてはならない存在、コンビニ。実はイタリアにはコンビニがありません。ここ数年、24時間営業をうたったスーパーマーケットが登場しましたが、その数もごくわずかです。

その代わりに、どんな小さな町にも必ずあるのがバール。朝はコーヒーやクロワッサンを、お昼は軽食を、午後から夜にかけてはアペルティフや食後酒などを提供するお店です。

コンビニのように日用品まで売っているわけではありませんが、ちょっとしたおやつや休憩のためには便利な存在。

そして常連さんたちにとっては、コーヒーを飲みながら雑談したり情報交換をしたり、地域におけるちょっとしたコミュニティなのです。

【イタリアの意外な習慣3】大都市と田舎では生活のリズムが違う!

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Luca Lorenzelli/shutterstock.com

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「イタリアをはじめとする南欧諸国には昼寝の習慣がある」。これはよく耳にするイタリアの習慣です。午後のお休みの習慣は、実はローマやミラノなどの大都市ではかなり廃れつつあります。

観光客が多い町では、朝から夜までノンストップで営業するお店が大半なので心配はありません。一方、郊外の小さな町に出かけると、午後のお休みの習慣はまだまだ根強く残っています。

つまりイタリアのランチタイムである13時ごろにお店はクローズ、午後の16時ごろまで開きません。

昼食後の眠たくなる時間は仕事を休むというイタリアのこの習慣、実はとても合理的でサステナビリティの概念にも合致しているのかもしれません。

【イタリアの意外な習慣4】イタリアでは水事情が特殊!

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Massimo Parisi/shutterstock.com

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日本でも水を買うという習慣は一般化しましたが、イタリアではレストランでも水は無料ではありません。水道水などの無料の水が提供されることはほぼ皆無で、ボトルの水を注文しないと運ばれてこないのです。

また海外で生水を飲むのは危険というイメージがありますが、イタリア人はごく気軽に、町のあちこちにある水飲み場で水を調達します。

エスプレッソコーヒーはこの水で入れるのが一番おいしいといわれているため、大きなボトルに水飲み場の水を入れて持ち帰る人の姿もちらほら。

古代ローマ時代から水道橋が発達し、豊かな水を享受してきたイタリア人は、こうした公共の水を飲むことにも抵抗がないようです。むしろ水道水よりもミネラルたっぷり、おいしいお水として愛飲している人も多いのです。

【イタリアの意外な習慣5】想像以上にジェラート愛好者!

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jangove/shutterstock.com

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イタリアにたくさんあるジェラート店は、1年を通して営業しています。サマータイムを迎えて日が長くなると、ジェラートの売り上げは急上昇。イタリア人がジェラートを食べる頻度は、想像以上に高いのです。

子どもや女性たちだけではありません。おじいちゃんやおばあちゃん、司祭や尼さんもジェラートにかぶりつく姿が夏には多くなります。

平日の午後、休憩中のサラリーマンたちも、カジュアルなジャケット姿でジェラートを食べる姿も珍しくなく、バカンスシーズンともなれば夜中までジェラート屋さんは大賑わいです。

食欲が落ちる盛夏、エネルギー補給のようにジェラートを食べるケースもあり。ジェラートは、イタリアの食文化の一翼を担うといっても過言ではない存在感があります。

【イタリアの意外な習慣6】イタリア人は氷と熱に弱い!

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NaturalBox/shutterstock.com

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ジェラート好きのイタリア人なのに、飲み物に氷を入れることを嫌う傾向があります。盛夏以外の季節にキンキンに冷えた飲み物が出てくることは、イタリアでは非常にまれ。

同じように、舌がやけどするほど熱い食べ物もイタリア人は敬遠します。

日本のラーメン文化はイタリアにも浸透しつつありますが、イタリア人がお客さんの場合、店主はアツアツのラーメンではなくぬるめのものを提供するほど。極度に冷たいものと熱いものに弱いのがイタリア人なのです。

イタリアの知られざる習慣はおもしろい!

風光明媚な土地柄と陽気な人たち。明るいイタリアのイメージは、多くの観光客を惹きつけます。イタリアには長い歴史の中で培われてきた文化が豊富にあり、まだまだ知られていない風習がたくさんあるのです。

興味深い風習や文化を知って、イタリアへの理解をぜひ深めてみてください。

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