2.【富裕層の特徴】参考にしたいこと3選

ここから、ファイナンシャルアドバイザーである筆者が出会った富裕層の方たちに共通する特徴を3つご紹介します。

2.1【富裕層の特徴】①無駄な固定費・手数料は見直す

まずは固定費と手数料についての考え方です。

お金を大切にする富裕層の方たちは、無駄な固定費や手数料などにお金を使いません。例えば、電気代や携帯、サブスクリプションや保険など、無駄な固定費はありませんか。

あると便利なプラン、とりあえず入っておけば安心な保険など、本当に必要かどうかをいちど見直してみましょう。

手数料についても同じ考えです。最近はコンビニに設置されたATMで夜間でもお金を引き出すことができる便利な世の中になっていますが、手数料がかかる場合も多々あります。

富裕層は、たとえ100円、200円であっても「無駄」なものにはお金をださない強い心をもっています。

お金にゆとりのある富裕層が固定費や手数料を気にするなんて意外かもしれません。しかし、無駄なものにはお金を使わないそのマインドこそが、富裕層になるための大切な要素ではないでしょうか。

2.2【富裕層の特徴】②積極的に情報を取りに行く

2つ目の富裕層の特徴は、「情報を積極的に集める姿勢」です。

そもそも「無駄かどうか」を判断するためには情報が必要ですよね。例えば、先ほどのATM手数料にしても無料で引き出す方法があるのかないのかも含め、無駄な出費になるかを判断するための材料が必要です。

また、富裕層の方は、新しいモノやサービスが生まれると、積極的に情報を集めます。その情報をもとに自分にとって有益なものなのかを判断していきます。

新しいものや自分が知らないものを取り入れることには労力が必要です。しかし、富裕層は自分に有益か判断するための労力は惜しみません。

2.3【富裕層の特徴】③お金に働いてもらう

3つ目はお金の貯め方について。

「お金を貯める方法は?」と尋ねると、真っ先に「預金」と答える方が最も多いのではないでしょうか。預金がポピュラーなのは間違いありませんが、富裕層は預金以外の方法も積極的に取り入れていきます。

例えば、「NISA」や「iDeCo(イデコ)」。日本政府は、資産運用を支援する税制優遇制度を整備しています。これらの運用商品はリスクを伴いますが、魅力的なリターンも期待できます。

ほかにも、さまざまな金融商品がありますが、どのような方法が自分に合っているのか。富裕層の「積極的に情報を取りに行く」姿勢を参考に、ご自身でもリサーチしてみてはいかがでしょうか。

3. まとめにかえて

お金の成功者でもある富裕層は、無駄かどうかの判断を徹底していることが特徴でした。それを実現するために、積極的に情報を取りにいき常にアップデートを繰り返していきます。

自分の知らないことや苦手なことについて調べたり学ぶことには労力が必要です。しかし、その先に得られるものを考えると「やるかやらないか」その答えはいうまでもないでしょう。

これからの時代、自助努力は必須です。しっかりと情報を取りにいき、自分にとって有益なものは取り入れていきましょう。

お金だけが全てではないですが、お金に困らない生活を実現したいですね。

参考資料

徳原 龍裕