続いて学部卒の就職先として2番目に多いのが、「東京海上日動火災保険」で95人(うち女子は63人)となっています。東京海上日動火災保険は、法学部政治学科で最も多い就職先となっています。

3番目に多いのが、「三菱東京UFJ銀行」で88人(うち女子は41人)となっています。三菱東京UFJ銀行は文学部で最も多い就職先となっています。

第4位が、「慶應義塾大学病院」です。これは看護医療学部の卒業生の最も多い就職先となっているためです。63人(うち女子は61人)が就職しています。

次いで、第5位が三井住友銀行、第6位が三井住友海上火災保険、第7位が三菱UFJ信託銀行、第8位が大和証券、第9位が東京都と三井住友信託銀行、11位に三菱商事、12位に三井物産、13位が第一生命保険、という順番となっています。

慶應大の就職先は結局のところ「金融機関」が多い?

全学部の就職者数が多い企業トップ20のうち、銀行、証券、保険などの金融機関の就職者数を合計すると762人で全体4,562人のうち16%を占めています。

トップ20で金融機関と商社以外には、アクセンチュアや日本アイ・ビー・エムといったコンサルティングとIT企業、電通や日本放送協会(NHK)といった広告・メディア、日本航空といった運輸業が含まれますが、やはり産業として見た場合、金融の存在感は突出しています。