これがスマートライト?LED照明の老舗Philipsから2023年6月27日に新しいHueが登場しました。見てくださいこの佇まい…。これなら今までスマートライトに興味がなかった方、自室の雰囲気に合わなかった方も使えるんじゃないでしょうか。

【Hue新製品レビュー】めちゃくちゃオシャレなフィラメントタイプ

まさかのフィラメントタイプ登場です。Hue初となる形状のこちらの製品は、いわゆるホワイトグラデーションタイプ。温かみのある電球色(2200K)から仕事にも使える昼白色(4500K)まで表現できるので、時間帯によって変わる自室の用途に合わせられます。

筆者撮影

形はそのままでもおしゃれなエジソン型と通常の電球型の2種類。

画像元:Hue公式サイト

露出で使うならエジソン型、照明器具に使うなら電球型がおすすめです。どちらもスペックや明るさに違いはなく、CRI(色再現度)は80とちょっと低め。昼白色にすれば仕事中も便利ですが、色を判断するような機会があるならちょっと難しいかもしれません。

【Hue新製品レビュー】雰囲気と明るさを用途で使い分けられる

今までこういう電球を吊るすような演出をする場合、そこでは明るさを必要とする作業をしないのが普通でした。

画像元:Hue公式サイト

でもこのフィラメントタイプなら良い雰囲気を出しつつ、読書などでちょっと明るさが欲しい時は明るくできます。逆に夜間など暗めにしたい時はかなりムーディにできたり、今までにない照明の使い方ができたりするのが強み。部屋をレイアウトする発想も変わりますね。

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シーンをスイッチに登録できるのもHueならではの良さ。種類も通常のスイッチ、ボタンスイッチ、ダイヤルスイッチと3種類用意されています。調光やシーンを頻繁に使う場合はダイヤルスイッチにすると操作しやすいですし、ボタンスイッチにすれば目立たず配置できます。

画像元:Hue公式サイト

どれもプレートから分離できるので、机の裏側に貼り付けるなど配置は自在。裏側がマグネットになっているので私はボタン型のスイッチをオフィスのモニターアームにくっつけて使っています。

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例えば、洗面所の電球をこれに変えて人感センサーと連動、朝化粧などするときは100%の明るさで白色に、夜は電球色で暗めに、就寝後は自動的に20%ほどの暗めに点灯する設定すると便利ですね。今までは同じ照明だったところが時間によって雰囲気が変わるだけで生活が華やかになります。

画像元:Hue公式サイト

【Hue新製品レビュー】電球露出の照明器具にも使えて楽しさ広がる

今まではHueが使える照明器具に制限がありました。スタイリッシュな見た目や1600lmという明るさは便利ですが、露出で使うには奇抜すぎる。

画像元:Hue公式サイト

その穴を埋めるのが今回の新製品、Hueフィラメントホワイトグラデーションです。ちょっと面白い使い方だと、アプリでロウソクのゆらめきが設定できます。

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電球タイプでこれを使うと夜かなり良い雰囲気になりますよ。私はIKEAのお買い得でおしゃれな照明器具と組み合わせて使っています。

参考資料

木村 ヒデノリ