国民健康保険料は毎年6月〜7月の間に決定します。
年収によって国民健康保険料がいくらかかるのか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では「年収400万円・単身世帯」「年収400万円・3人世帯」「年収400万円・4人世帯」のケースを想定して、シミュレーションをしていきます。
※自治体によっては「国民健康保険税」のところもありますが、本記事では国民健康保険料と統一します。
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国民健康保険料はいくら?年収400万円のケースで試算
年収400万円の単身世帯と3人世帯のケースを想定し、新宿区の2023年度の保険料率等を参考に試算します。
また、子育て世代への支援として、未就学児に係る均等割保険料を5割に減額する前提で行います。
●【国民健康保険料】年収400万円・単身世帯のケース
- 世帯主:27歳、給与収入400万円(給与所得276万円)
【均等割額の計算】
(1)4万5000円 + (2)1万5100円 = (ア)6万100円
【所得割額の計算】
総所得金額等276万円 - 基礎控除額43万円 = 算定基礎額233万円
16万3476円 +5万5176円 =(イ)21万8652円
【年間保険料 合計額】
(ア)6万100円 + (イ)22万3447円 = 28万3547円(1ヶ月あたりの保険料2万3629円)
※普通徴収の場合、原則6月〜翌年3月までの10回払い