2.1 厚生年金受給者の年金受給額の割合
・月額5万円未満 38万8575人(2.4%)
・月額5万円以上10万円未満 336万1204人(20.8%)
・月額10万円以上15万円未満 497万6556人(30.8%)
・月額15万円以上20万円未満 495万2516人(30.6%)
・月額20万円以上25万円未満 223万4558人(13.8%)
・月額25万円以上30万円未満 25万2220人(1.6%)
・月額30万円以上 1万4816人(0.1%)
平均年金月額 14万3965円
※厚生年金保険受給権者には、特別支給の老齢厚生年金の定額部分の支給開始年齢の引上げによ り、定額部分のない、報酬比例部分のみの 65 歳未満の受給権者が含まれている
厚生年金を月20万円以上もらう人の割合は15.5%です。一方で、受給額が月10万円未満の人の割合は23.2%となっています。やはり、人によって受給額の差は大きいです。
ただし、上記のデータには、厚生年金の受給開始が60歳から65歳に制度変更となった際の緩和措置として、年金の一部(特別支給の報酬比例部分)を64歳以下から受け取る人の受給額も含みます。
そのため、受給額が月10万円未満の人には、64歳以下で年金の一部を受け取る人のデータが含まれており、65歳から受け取る通常の年金が月10万円以下の人の割合は23.2%よりも少ないでしょう。
3. 国民年金の受給額はいくらか
厚生年金受給者がもらう年金額を確認しましたが、会社員や公務員経験のない自営業者やフリーランスが受け取る年金はいくらなのでしょうか。
厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金受給額の割合は以下のとおりです。
3.1 国民年金受給額の割合
・月額1万円未満 7万27人(0.2%)
・月額1万円以上2万円未満 28万4152人(0.9%)
・月額2万円以上3万円未満 90万3006人(2.7%)
・月額3万円以上4万円未満 274万9550人(8.2%)
・月額4万円以上5万円未満 463万6048人(13.9%)
・月額5万円以上6万円未満 791万730人(23.7%)
・月額6万円以上7万円未満 1500万3006人(44.9%)
・月額7万円以上 187万2466人(5.6%)
平均受給額 5万6368円
国民年金は、月6万円以上7万円未満を受け取る人の割合が44.9%ともっとも高いです。そのため、厚生年金受給者と比べて自営業者やフリーランスがもらえる年金は少額になります。自営業者やフリーランスが年金だけで老後生活を送るのは、一般的に難しいでしょう。
4. 年金受給額を確認しよう
紹介したとおり、年金受給額は人によって大きく異なります。
そのため、まずは自分がもらう年金額を知ることが重要です。「ねんきんネット」を使えば、簡単に年金受給額のシミュレーションができます。
まずはご自身が将来もらえる年金額を把握して、老後対策を始めてみてださい。
参考資料
苛原 寛