シェードガーデン〈3つのタイプ別〉オススメ草花6選

タイプ1. 〈暗い日陰の庭〉にオススメ

その1. シャガ

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アヤメに似た白い花が咲くと、日陰に灯りがともったように見えるシャガ。日本の里山などでもよく見かけます。白い花に入る黄色と紫の模様が鮮やかです。

強健な性質で地下茎を伸ばしながら、つぎつぎと株を増やします。

その2. シュウカイドウ

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シュウカイドウはベゴニアの仲間で耐陰性が強い植物。湿り気のある薄暗い場所を好みます。8~10月にかけて咲く淡いピンクの花が可憐です。

冬には地上部が枯れる落葉多年草。繁殖力旺盛で、こぼれ種で簡単に発芽します。

タイプ2. 〈明るい日陰の庭〉にオススメ

その1. イカリソウ

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花の形が船のいかりに似ていることが名前の由来となったイカリソウ。個性的な花の形とハート型のカワイイ葉が魅力です。

落葉樹の根元に植えると、野山のようなナチュラルな雰囲気が味わえます。

その2. コリウス

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コリウスは緑のほかに黄色や赤、紫などカラフルな葉色がそろっている一年草。日なたでも育ちますが、日陰のほうが葉も鮮やかに色付きます。

葉の鑑賞が目的なので、花穂は摘み取るとよいでしょう。

タイプ3. 〈半日陰の庭〉にオススメ

その1. ラミウム

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ピンクや紫、黄、白と花色のバリエーションが豊富なラミウム。5~6月にかけて咲く花が終わったあとは、シルバーグリーンや斑入りなどの美しい葉が庭を彩ります。

20~40センチ程度の背丈で横に広がる性質があり、グラウンドカバーにも最適です。

その2. チョウジソウ

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チョウジソウはスラリと伸びる草姿がスタイリッシュ。星に似たブルーの花も涼やかです。秋には葉が黄色く紅葉し、大人シックな雰囲気に。

ほとんど手間いらずで育ち、植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。

日陰に強い植物でシェードガーデンを華やかに!

燐家との間隔が十分取れず、南向きの庭はあきらめざるを得ないことも。そんなときは日陰を好む品種を選べば、華やかなシェードガーデンも夢ではありません。

日陰をあきらめず、しっとりとした雰囲気の草花が育つ庭をつくってみませんか。