シェードガーデン〈3つのタイプ〉とは?

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Maria Evseyeva/shutterstock.com

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シェードガーデンは、「暗い日陰」「明るい日陰」「半日陰」の大きく3つに分けられます。

「暗い日陰」は一日中ほとんど日が当たらない場所。周りを建物で囲まれているような場所は、光が届かず地面も湿りがちです。家の北側スペースで燐家との間隔が狭いと、間接光も期待できません。

「明るい日陰」は一日のうちわずかな時間だけでも光が当たったり、木漏れ日がチラチラと差し込んだりするような環境。壁際でも周囲が開けていれば、空からの間接光や壁や道路の反射光で明るく感じます。

「半日陰」は家の東側や西側など、数時間程度は日当たりがよくなるようなところ。強い日差しが苦手な植物にとっては葉焼けの心配もなく、シェードガーデンの中でもっとも栽培できる植物が多い環境です。

シェードガーデン〈3つのタイプ別〉庭づくりのコツ

タイプ1. 〈暗い日陰の庭〉庭づくりのコツ

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Maria Evseyeva/shutterstock.com

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植物にとって欠かせない光が十分望めない環境なので、とくに耐陰性が強く強健な性質をもつ品種がオススメ。白い斑入りや淡い色合いのカラーリーフを植えれば、暗い場所がパッと明るく華やかに見えるでしょう。

光が少ない分、植物の生育スピードもゆっくり。草も生えにくいので手間がかからず、ローメンテナンスで済むというメリットもあります。

タイプ2. 〈明るい日陰の庭〉庭づくりのコツ

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Nico75/shutterstock.com

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直射日光か差し込まなくても、間接光などでほどよい明るさがあれば、元気に育つ植物も数多くあります。樹木の足元のようにやわらかな木漏れ日が入る場所は、暑さが苦手な山野草がお似合いです。

落葉樹は秋から初春にかけて葉を落として太陽の光を届けてくれるので、秋に植えて春先に咲く球根植物を植えてもよいでしょう。

タイプ3. 〈半日陰の庭〉庭づくりのコツ

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Fsendek/shutterstock.com

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午前または午後の数時間だけ光が当たる半日陰の庭は、多少の耐陰性があれば植物は問題なく育ちます。サンサンと光が当たり続ける南向きの庭と異なり、植物に与えるダメージも少ないのがうれしいところ。

近年の夏の猛暑を考えると、半日陰のほうが植物にとってはかえって好ましい環境と言えるかもしれません。季節によって光の当たり具合も変化するので、日なたのできる場所にその時期に咲く草花を植えるのもオススメです。

シェードガーデン〈3つのタイプ別〉オススメ草花6選

タイプ1. 〈暗い日陰の庭〉にオススメ

その1. シャガ

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SuperJulior/shutterstock.com

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アヤメに似た白い花が咲くと、日陰に灯りがともったように見えるシャガ。日本の里山などでもよく見かけます。白い花に入る黄色と紫の模様が鮮やかです。

強健な性質で地下茎を伸ばしながら、つぎつぎと株を増やします。

その2. シュウカイドウ

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EQRoy/shutterstock.com

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シュウカイドウはベゴニアの仲間で耐陰性が強い植物。湿り気のある薄暗い場所を好みます。8~10月にかけて咲く淡いピンクの花が可憐です。

冬には地上部が枯れる落葉多年草。繁殖力旺盛で、こぼれ種で簡単に発芽します。

タイプ2. 〈明るい日陰の庭〉にオススメ

その1. イカリソウ

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High Mountain/shutterstock.com

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花の形が船のいかりに似ていることが名前の由来となったイカリソウ。個性的な花の形とハート型のカワイイ葉が魅力です。

落葉樹の根元に植えると、野山のようなナチュラルな雰囲気が味わえます。

その2. コリウス

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helgafo/shutterstock.com

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コリウスは緑のほかに黄色や赤、紫などカラフルな葉色がそろっている一年草。日なたでも育ちますが、日陰のほうが葉も鮮やかに色付きます。

葉の鑑賞が目的なので、花穂は摘み取るとよいでしょう。

タイプ3. 〈半日陰の庭〉にオススメ

その1. ラミウム

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ピンクや紫、黄、白と花色のバリエーションが豊富なラミウム。5~6月にかけて咲く花が終わったあとは、シルバーグリーンや斑入りなどの美しい葉が庭を彩ります。

20~40センチ程度の背丈で横に広がる性質があり、グラウンドカバーにも最適です。

その2. チョウジソウ

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ikwc_exps/shutterstock.com

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チョウジソウはスラリと伸びる草姿がスタイリッシュ。星に似たブルーの花も涼やかです。秋には葉が黄色く紅葉し、大人シックな雰囲気に。

ほとんど手間いらずで育ち、植えっぱなしでも毎年花を咲かせます。

日陰に強い植物でシェードガーデンを華やかに!

燐家との間隔が十分取れず、南向きの庭はあきらめざるを得ないことも。そんなときは日陰を好む品種を選べば、華やかなシェードガーデンも夢ではありません。

日陰をあきらめず、しっとりとした雰囲気の草花が育つ庭をつくってみませんか。