シェードガーデン〈3つのタイプ〉とは?

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シェードガーデンは、「暗い日陰」「明るい日陰」「半日陰」の大きく3つに分けられます。

「暗い日陰」は一日中ほとんど日が当たらない場所。周りを建物で囲まれているような場所は、光が届かず地面も湿りがちです。家の北側スペースで燐家との間隔が狭いと、間接光も期待できません。

「明るい日陰」は一日のうちわずかな時間だけでも光が当たったり、木漏れ日がチラチラと差し込んだりするような環境。壁際でも周囲が開けていれば、空からの間接光や壁や道路の反射光で明るく感じます。

「半日陰」は家の東側や西側など、数時間程度は日当たりがよくなるようなところ。強い日差しが苦手な植物にとっては葉焼けの心配もなく、シェードガーデンの中でもっとも栽培できる植物が多い環境です。

シェードガーデン〈3つのタイプ別〉庭づくりのコツ

タイプ1. 〈暗い日陰の庭〉庭づくりのコツ

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植物にとって欠かせない光が十分望めない環境なので、とくに耐陰性が強く強健な性質をもつ品種がオススメ。白い斑入りや淡い色合いのカラーリーフを植えれば、暗い場所がパッと明るく華やかに見えるでしょう。

光が少ない分、植物の生育スピードもゆっくり。草も生えにくいので手間がかからず、ローメンテナンスで済むというメリットもあります。

タイプ2. 〈明るい日陰の庭〉庭づくりのコツ

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直射日光か差し込まなくても、間接光などでほどよい明るさがあれば、元気に育つ植物も数多くあります。樹木の足元のようにやわらかな木漏れ日が入る場所は、暑さが苦手な山野草がお似合いです。

落葉樹は秋から初春にかけて葉を落として太陽の光を届けてくれるので、秋に植えて春先に咲く球根植物を植えてもよいでしょう。

タイプ3. 〈半日陰の庭〉庭づくりのコツ

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午前または午後の数時間だけ光が当たる半日陰の庭は、多少の耐陰性があれば植物は問題なく育ちます。サンサンと光が当たり続ける南向きの庭と異なり、植物に与えるダメージも少ないのがうれしいところ。

近年の夏の猛暑を考えると、半日陰のほうが植物にとってはかえって好ましい環境と言えるかもしれません。季節によって光の当たり具合も変化するので、日なたのできる場所にその時期に咲く草花を植えるのもオススメです。