注文住宅の建築にかかる諸費用を安く抑えるポイント
注文住宅を建てる際に諸費用を少しでも安く抑えるためには、次の3つのポイントを知っておく必要があります。
1. 仲介手数料のかからない土地を探す
仲介手数料は諸費用の中でも比較的大きな割合を占めます。
しかし中には不動産業者が売主の物件があり、その場合には売主との直接契約であれば仲介手数料が発生しません。
またハウスメーカー、工務店が自ら土地を所有していることもあるので、土地も一緒に紹介してもらえないかどうかを相談してみると良いでしょう。
2. 補助金制度や税金の優遇制度を利用する
長期優良住宅やZEH住宅(エネルギー収支をゼロ以下にする家)といった省エネ性能が高い家を建てる場合は、国や自治体の補助金制度を活用することができる場合があります。
また住宅ローンを利用する際に一定の条件を満たした住宅は、登記費用や税金の優遇措置を受けることが可能です。
適用条件や対象となる期間などをあらかじめ良く調べておくと良いでしょう。
3. 保険やローン保証の見直しを行う
複数の損害保険会社の見積もりを比較して保険料が少しでも安い保険会社を選んだり、保険の契約内容を見直して必要な補償だけを選んで加入したりすることで、火災保険料を安く抑えることができます。
そしてローン保証料は金融機関によって異なり、住宅ローンの借入額や借入期間によって決められています。
したがって借入金額をなるべく少なくして返済期間を短くすることで、保証料の減額が可能になります。
またフラット35(住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して融資を行う全期間固定金利型の住宅ローン)を利用することで、保証会社へのローン保証料を節約することができます。
注文住宅の諸費用まとめ
自分の限られた予算内で要望を満たした注文住宅を建てるためには、建築費以外にかかる諸費用や税金の内訳を理解しておくことが大切です。
建築後に後悔しないためにも、諸費用を節約する方法を事前に良く調べておきましょう。
参考資料
亀田 融