梅雨の長雨に打たれても健気に咲くアジサイ。ブルーや紫など爽やかな色合いで、梅雨の蒸し暑さをクールダウンしてくれます。

アジサイは切り花にすると水切れしやすく、数日でしんなりしてしまうことも。今回は切り花のアジサイを長持ちさせるコツや、オシャレな生け方を紹介します。

【アジサイの切り花】長持ちさせる下準備〈4つのポイント〉

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New Africa/shutterstock.com

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〈ポイント1〉余分な葉はバッサリ取り除く

アジサイの葉は大きいので、水分の蒸散を抑えるために1茎に2~3枚だけ残して、ほかは切り取りましょう。下の方まで葉がついたまま水に生けると、葉が腐って水が汚れる原因になります。

〈ポイント2〉茎を斜めに切って給水しやすくする

アジサイに限らず、切り花は切り口が斜めに長くなるようにカットするのが基本です。切り口の面積が広くなることで、水と接する面積が増えて吸水しやすくなります。

茎を切る際は茎を水に浸けて水中でおこないましょう。切り口がつぶれないように、切れ味のよいハサミを使うことがポイントです。

〈ポイント3〉中のワタをかき出して空洞に

アジサイの茎の中には、白くてフワフワしたワタ状のものが詰まっています。このワタは水の吸水を妨げてしまうので、先が尖ったもので数センチほどかき出して、茎をストローのように空洞にしておきましょう。
導管の中に空気が侵入しないように、ワタ取りはスピーディーにおこなうことが大切です。

〈ポイント4〉湯上げして花持ちをよくする

湯上げは茎を熱湯に浸けて花持ちをよくする方法。湯気が当たらないように花を新聞紙で包んで、切り口から2~3センチ程度熱湯に浸けます。

茎の先端から温められた空気が泡になって出て行くので、20秒ほど浸けたあと冷たい水に入れます。2時間ほど経ったら新聞紙を外し、傷んだ茎先をカットして生けましょう。

【アジサイの切り花】長持ちさせる環境&お手入れ〈4つのポイント〉

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Rina Chypachenko/shutterstock.com

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〈ポイント1〉涼しい場所に飾る

梅雨時期は晴れると気温が上がり、日差しも強くなります。アジサイの花が傷まないように、風通しがよく涼しい場所がオススメ。直射日光も避けましょう。

〈ポイント2〉水の量を多めにする

水は花瓶の縁いっぱいまでになるようにタップリ入れます。深い花瓶で水の量を多くすると水圧が上がり、茎が水を吸いやすくなります。

アジサイは吸水量が多いので、1日経つとかなりの量が減っていることも。よくチェックして、元の量まで水を足してあげましょう。

〈ポイント3〉こまめに水を替える

水に浸かっている部分は腐りやすいうえに、気温が高くなるとより雑菌が発生しやすくなります。花瓶の水はこまめに入れ替えて、清潔な状態を保ちましょう。

市販されている切り花延命剤を使用するのも効果的です。

〈ポイント4〉茎を少し切り戻す

長い茎はしだいに水あげが悪くなります。茎をリフレッシュさせるために、少しずつ茎先を切り戻しましょう。切り戻す際は最初の下準備と同じように、斜めに切ってワタを取り出します。

【アジサイの切り花】オシャレな飾り方5選

〈飾り方その1〉一輪挿しでシンプルに

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Vlad Antonov/shutterstock.com

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摘みたての長い茎は、細長い花瓶に一輪挿しするとスッキリした雰囲気に。アジサイは1輪だけでも十分存在感を発揮します。シンプルな花瓶がよりいっそうアジサイの魅力を引き立てるでしょう。

〈飾り方その2〉色とりどりで豪華に

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PhotoJuli86/shutterstock.com

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ブルーや紫、ピンクといった色彩のグラデーションが美しく華やか。アジサイのみでもゴージャスなアレンジが可能で、突然の来客があっても困りません。梅雨シーズンの室内が一気に華やかになります。

〈飾り方その3〉ショート丈でかわいらしく

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panna-yulka/shutterstock.com

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長い茎のままではしだいに花がしんなりしてしまうので、思い切ってバッサリと短く切ってしまうのもオススメ。普段使っているコーヒーカップに、さりげなく生けるのもオシャレです。

〈飾り方その4〉季節の花カゴ風に

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Deep_Mind/shutterstock.com

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アジサイが咲く6月頃を開花時期とするバラやデルフィニウムと、寄せ植えのようにアレンジ。アジサイに合わせたカラーコーディネートで、さわやかな初夏の花カゴの完成です。

〈飾り方その5〉水に浮かべて涼やかに

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Gemini Create/shutterstock.com

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アジサイの最終的な楽しみ方は、花下まで茎を切り詰めて水に浮かべる方法。寺院の手水鉢でもよく見かける風景です。水面を埋め尽くして咲くアジサイが涼やかで、夏らしさを演出できます。

コツをおさえれば切り花を長く楽しめる!

庭でキレイに咲いたアジサイを、家の中でも楽しみたいという方も多いでしょう。ただ、アジサイは水をたくさん欲しがる植物なので、切り花にすると寿命がやや短くなってしまいます。

切り花を長持ちさせるには、ちょっとした手間とコツがポイント。美しいアジサイを生けて、長雨のうっとうしさを吹き飛ばしましょう。