LIMOが2022年7月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年7月12日)

暑い日が続いていますが、夏はまだ始まったばかり。しばらくの間は庭でじっくりとガーデニングを楽しむことも難しくなります。

暑い時期は花の手入れが簡単にできるように、草花を寄せ植えでコンパクトにまとめるのがオススメ。

今回は夏を涼やかにする寄せ植えを作るコツや、オススメの植物を紹介します。

1. オシャレな夏の寄せ植えを作るコツ

1.1 暑さに強い植物を選ぶ

近年の日本の夏は、身の危険を感じるほど気温が上昇します。寄せ植えにする植物にも耐暑性が必須。気温の高い地域を原産とする品種は、夏の暑さにも比較的よく耐えます。

暑さだけでなく強い紫外線で花や葉が痛むこともあるため、できるだけ強健な植物を選びましょう。

Tunatura/shutterstock.com

1.2 乾燥に強い植物を選ぶ

夏は毎日水やりしていても、強い日差しで土がカラカラに乾きがち。植物は耐乾性のある品種を選んだほうが、夏も元気に育てられます。

プランターは限られたスペースなので、庭植えよりもさらに乾燥のスピードが早まります。夏の間は1日に2回、朝夕の涼しい時間帯に水やりするとよいでしょう。

1.3 色の組み合わせを工夫する

寄せ植えを作る際、1~2色の花色でまとめると見た目がスッキリします。白い斑入りの葉やカラーリーフを加えると華やかさがアップ。爽やかさを演出したいときは、ブルーの濃淡やブルーとホワイトの組み合わせがオススメです。

1.4 手がかからない植物を選ぶ

夏の寄せ植えには手のかからない丈夫な植物を選びましょう。花ガラ摘みや切り戻しは、暑い時期には大変な作業です。植えっぱなしでも自然に花姿が整う品種を選ぶと、管理がラクになります。

1.5 高低差を考える

植物に高低差をつけると寄せ植えの見映えがグンとアップします。背丈の高い植物と低い植物、しだれる植物などを集めて、オシャレに見るようにバランスよく配置しましょう。

植物の背丈が異なると、葉や花が密に混み合いません。株間の風通しがよくなり蒸れを防ぐ効果もあります。