【最新!年収比較】ゼネコン関連企業25社の平均年収は821万円。年収の高い企業はどこ?

私たちの生活に関わる住居や商業施設などの建物、道路、橋、ダムなどのほとんどは、ゼネコンによって作られています。ゼネコン(General Contractor)とは、土木・建設工事において、一式を元請業者として請負い、工事全体を取りまとめている総合建設業者のことを言います。

今回は、ゼネコン関連企業の直近の決算資料などをもとに、企業ごとの年収を比較しました。

平均年齢44.0歳で平均年収は821万円

今回ピックアップしたのは、日本のゼネコン関連企業のうち売上高の大きい25社。非上場であり決算資料が非公開の企業については、対象外としています。

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25社の単純平均による平均年齢は44.0歳で、平均年収は821万円となっています。また、各社の従業員数で加重平均した平均年齢は43.9歳で、平均年収は892万円です。加重平均での平均年収が高めに出ているのは、従業員数が多く平均年収が高い清水建設、大林組などの寄与によるものです。

一番高いのは清水建設の966万円、一方で600万円台も

下図は、投信1編集部データ分析室が決算資料をもとに作成した各企業の平均年齢と平均年収の分布です。

清水建設

まず平均年間給与が一番高かったのは、清水建設です。清水建設の平均年齢は43.3歳で平均年収は966万円となっています。

同社は、スーパーゼネコン5社のうちの一つで、1804年に創業、古くは江戸城西丸造営に参加するなど、実績を積み上げてきました。民間建築に強く、中小物件も積極的に受注しています。実績のうち有名なところでは、サンシャイン60、横浜スタジアム、東京競馬場、伊丹空港、平安神宮、JR金沢駅などがあります。

大林組

続いて大林組ですが、平均年齢は42.3歳で平均年収は951万円と、業界平均に比べると平均年齢は1.7歳若く、平均年収は130万円高くなっています。

1892年創業の同社もスーパーゼネコン5社のうちの一つです。現在は東京に本店がありますが、2010年までは大阪に本店を置いていたこともあり、大阪城天守閣や甲子園球場、明石海峡大橋、京都駅ビルなど関西方面にも多く実績があります。また、東京スカイツリーや六本木ヒルズ、丸ビルなども同社によるものです。

大成建設

大成建設は、平均年齢42.9歳で平均年収は950万円と、業界平均に比べると平均年齢は1.1歳若く、平均年収は129万円高くなっています。

1873年創業の同社もまたスーパーゼネコン5社の一つです。超高層ビルや橋、トンネル、地下鉄などの大規模な建設土木工事に実績があります。古くは鹿鳴館や帝国ホテルなども手がけましたが、有名なところでは、横浜ランドマークタワーや横浜ベイブリッジ、東京都庁第一庁舎、さいたまスーパーアリーナ、浅草雷門などがあります。

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。ゼネコンは、他の業種に比べると平均年収が高い傾向にありますが、平均年齢や平均年間給与には各社でかなり差があることがわかりました。

景気の影響を受けやすいと言われる業界ではありますが、東京オリンピック関連の工事や大都市圏での駅前再開発事業、マンション建設など、ニーズも多く業界内での競争も予想されます。今後も注目していきたい業界です。

以下、今回ピックアップした企業のデータとなります。ご参考にしてみてください。

出所:SPEEDAおよび有価証券報告書をもとに投信1編集部データ分析室作成

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LIMO編集部

LIMO編集部は、国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーを中心に構成されています。金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報ををわかりやすくお届けします。