2023年5月末ごろに、近畿地方(関西)が梅雨入りしたことが発表されました。徐々に雨の日が増え、あじさいが見ごろを迎える場所も増加しています。

そこで今回は、関西でおすすめのあじさい絶景スポットを6カ所紹介!梅雨のじめっとした空気を吹き飛ばすくらい魅力的な場所ばかりなので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

【関西のあじさい】蜻蛉池公園(大阪府)

蜻蛉池公園は、大阪府南部の岸和田市にある自然豊かな公園です。53ヘクタールの広大な敷地内に、BBQ・キャンプエリア、遊具、テニスコート、芝生広場など、さまざまな施設が併設されています。

6月には、あじさい園で約50種類、約10000株のあじさいが見ごろを迎えます。色とりどりの花がどこまでも続いている様子はとても賑やかで、見る人を楽しませてくれますよ。

2023年6月17日(土)と18日(日)は、縁日・キッチンカー・ダンスステージなどが登場する「あじさいフェア」を開催予定です。

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【関西のあじさい】三千院(京都府)

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三千院は、「大原(おおはら)」という山あいの集落にある天台宗のお寺です。6~7月は新緑が美しいうえ、瑞々しい苔も見られるので納涼スポットとしても人気があります。

境内にはあじさい苑があり、山の斜面を色とりどりの花が埋め尽くしている景色はとっても絵になりますよ。

ハート型のあじさいや「星あじさい(七段花)」という珍しい品種もあるので、目を凝らして探してみましょう!2023年6月10日(土)~7月9日(日)の間は、「三千院あじさいまつり」が開催されます。

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【関西のあじさい】西林寺(兵庫県)

西林寺は、兵庫県西脇市にある真言宗のお寺です。四季折々の花をたくさん植えているのが特徴で、「花の寺」とも呼ばれています。

広さ12000平方メートルあじさい園は「都麻乃郷あじさい園」と名付けられており、6月中旬以降3000株・数万本のあじさいが見ごろを迎えます。園内は全てバリアフリーに対応しているため、歩きやすいのが嬉しいポイントです。

カフェも併設しており、あじさいを眺めながら冷たいアイスや飲み物をいただけますよ。

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【関西のあじさい】もりやま芦刈園(滋賀県)

もりやま芦刈園は、ボタンやバラ、ジュウガツザクラなど、春夏秋冬の植物がみられる公園です。小川や芝生広場などもあり、休日は地元の家族連れをはじめ、大勢の人で賑わっています。

あじさいは、日本と西洋の品種をそれぞれ50品種、5000本ずつ栽培しています。涼しげな青と紫はもちろん、華やかなピンクの花もあり、どこに目を向けても美しい景色が飛び込んできますよ。

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【関西のあじさい】矢田寺(奈良県)

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矢田寺は、日本最古の延命地蔵菩薩(えんめいじぞうぼさつ)を安置している真言宗のお寺です。25000平方メートルの境内に約60種類、10000株のあじさいを植えており、「あじさい寺」とも呼ばれています。

山を思わせる自然な植栽を施しているのが特色で、マイナスイオンを感じながらのんびりとあじさいを鑑賞できますよ。あじさいに囲まれた参道の先に、赤い本堂が見える景色も圧巻です。

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【関西のあじさい】救馬渓観音(和歌山県)

救馬渓観音(すくまだにかんのん)は、1300年続く歴史あるお寺です。和歌山県南部では最古かつ最大の厄除け・開運の霊場とされており、知る人ぞ知るパワースポットでもあります。

あじさい園は「あじさい曼荼羅園」と名付けられ、2000坪の敷地に約120種・10000株のあじさいが植えられています。山一面を覆うあじさいの花や、配色にこだわったあじさいアートなどが見られますよ。

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梅雨ならではのあじさいの絶景を堪能しよう!

梅雨入りすると、雨が降る日がどうしても増えてしまいます。カメラが濡れてしまったり、突然の雨で全身びしょ濡れになったりするのを避けるため、天気予報の確認はいつも以上に入念に行っておくのがおすすめです。

関西であじさいが見られるのは、6月上旬~7月上旬の約1カ月間。梅雨の時期ならではの絶景を堪能してみてくださいね!

参考情報

成瀬 亜希子