帝国データバンクによると、6月に値上げされる食品や飲料は3575品目。

この中には「再値上げ」や、価格は変わらず内容量が減る「実質値上げ」が含まれています。

家計費の負担がどんどん膨らんでくると「気がついたら、お金の心配ばかり…」という方もいらっしゃるでしょう。

「お金持ちだったら、不安になることはないのに」という方は、今回の記事でお金持ちが「お金を呼び寄せる行動」を真似してみるとよいかもしれません。

実践すれば、お金持ちに近づく一歩となるでしょう。

1. お金を呼び寄せる行動1:お金持ちになる家計管理

まずは、お金持ちになる家計管理を紹介します。

1.1 毎月の収支が黒字である

お金持ちになるには、毎月の収入・支出を把握し、黒字になっていることが大前提です。

いくら収入が多くても、収支が赤字であれば、お金を貯めることはできないからです。

お金持ちは、その点をよく理解しているため、収入に対して相応な支出で生活することが習慣化されています。

そのため、保険料を多く支払いすぎている、持っている車の維持費が高すぎる、過剰な住宅ローンを抱えている、コンビニやカフェでの習慣的な支出などがなく、収支が黒字になるよう管理されています。

1.2 年に数回しかない出費も予備費で管理している

日々の家計管理にばかり注目していると、旅行、車検、家電の買換え、突然必要になる慶弔費、医療費、ペットの病院代など、年に数回しかない支出を見落としてしまうこともあります。

お金持ちは、そんな突然の出費に対して「予備費」を設けしっかり確保しています。

というのも、旅行であれば「たまにしか来ないから、お土産をアレコレ買ってしまった…」。

家電であれば「最新機能のものを買ったら、高くなってしまった…」などのように、たまの出費ほど、ついムダなものを買ってしまいがちになるからです。

予備費という予算枠があれば、他にも出費が発生する場合を考え、余計なものを買おうとしなくなります。

2. お金を呼び寄せる行動2:お金持ちになる貯蓄・投資

次は、お金持ちになる貯蓄・投資についてみてみましょう。

2.1 手取りの2割を先取り貯蓄する

お金持ちは多くの資産を持っています。

中には親から譲り受ける場合もあるかもしれませんが、堅実に貯蓄して、増やす方も多くいます。

そう考えれば、お金持ちを「貯蓄賢者」と言い換えることができるでしょう。

貯金賢者の多くは、先取り貯蓄を実践しています。

出所:金融庁「高校生のための金融リテラシー講座」

先取り貯蓄とは、毎月の給与をもらったらすぐに一定額を貯蓄し、残った金額でやりくりする方法です。

先に貯蓄分を確保してしまうので、残ったお金を自由に使うことができます。

「月末までお金を残しておかないと…」という余計なことを考える必要がないため、悠々とした気持ちで過ごせます。

先取り貯蓄額は少なくとも「手取り2割」を目指しましょう。