6月15日にオープン予定の宿「HOTEL 2YL ATAMI」。その客室の変貌ぶりに驚きの声を上げる人が続出しています。
投稿したのは、「HOTEL 2YL ATAMI」を運営する長瀬勝彦さん(@kats319mkk)さん。
当ツイートは2023年6月7日時点で約4.8万件を超えるいいねを集めており、「これはすごい」「ヨーロッパに行ったかのようです!」といったコメントが寄せられ、注目を集めています。
※ツイート写真は【写真4枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております
古き良き和室が白を基調としたオシャレな部屋に
「DIYが一通り終わり、部屋のbefore/after 見比べて自分らで朝からわろてる」というコメントとともに投稿されたのは2枚の写真でした。
多くの人を驚かせたのは、ガラッと雰囲気を変えた部屋。どこか懐かしさを感じるような和室が、まるでリゾート地のホテルのような大変身を遂げています。
クリーム色だった壁は真っ白になり、天井のシーリングライトはかわいらしいペンダントライトに変更。障子を取り外したことで、部屋の雰囲気がより明るくなっています。
丁寧に手入れされた観葉植物も、部屋の雰囲気にバッチリと合っています。こういった客室に泊まると、心も体もゆっくりと休めることができ、旅の疲れも癒されそうです。
元々障子があった場所には、壁を使わずに空間を区切ることができる垂れ壁が設置されています。窓から見える景色も、パッと華やかに見えますね。
リプライ欄には「素敵」「素晴らしい」「お見事です!」といった感想が多数寄せられ、宿に泊まってみたいという声も続出しています。
DIYが一通り終わり、部屋のbefore / after 見比べて自分らで朝からわろてる pic.twitter.com/5voUsttX3Y
— 長瀬勝彦 / HOTEL 2YL ATAMI (@kats319mkk) May 31, 2023
熱海にオープン予定の宿「HOTEL 2YL ATAMI」
営業が続かなくなったペンションを賃貸で借り、DIYを経て6月15日にオープンする「HOTEL 2YL ATAMI」。
長瀬さんにDIYに至った経緯を伺うと「ターゲットである若い層に向けて部屋を作りたいと考え、初めてのDIYに挑戦しました」と話してくれました。
このホテルは、大学時代の友人で起業したメンバーで作っているそう。卒業や結婚、就職など様々な理由で会えなくなった人たちが集まれるように、西からも東からも同じ距離になる東海エリアで開業することになったそうです。
また、部屋以外にも、BBQやテントサウナ、SUPのツアーなどを準備中とのことで、「『大切な人と集う場所』になるよう、家と実家に続く第3の居場所になれるよう運営していきたい」とお話を聞かせてくれました。
こだわって作られた魅力的な客室
客室のこだわりについてお伺いすると、「夏場は朝日も見えるため、その光を取り込み活かせるよう、明るい白で壁と天井を塗り、下の打ちっ放しはシーラーで加工しました。家具や植物は統一感が出るように、地域の方に譲っていただいたものや、地域のお店で購入したヴィンテージもので揃えました」と教えてくれました。
コンクリートのひび割れには、金継ぎを入れるなどの工夫を凝らしたそう。また、建物の古さや歴史を活かしていきたいという気持ちから、和室の客室も残しているとのことです。
初めてのDIYとは思えないクオリティとこだわりに驚きますね。お客様をもてなしたい気持ちや、仲間との場所を大切にしたいという思いが伝わってくるようです。
いかがでしたでしょうか。今回はTwitterで話題になっている「HOTEL 2YL ATAMI」のDIYについて紹介しました。
長瀬さんのアカウント(@kats319mkk)では、今後予約方法なども発信するそうですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
参考資料
成瀬 亜希子