日本の夏の風物詩といえば花火大会。2023年の夏はコロナ禍前の規模で開催される花火大会や、4年ぶりに復活する花火大会なども増えています。
今回は、2023年6月3日と4日に全国で開催される花火大会の最新情報と見どころをまとめました。「今年こそは花火大会を思う存分楽しみたい!」という方はぜひチェックしてみてくださいね。
【石川県の花火大会】輪島市民大花火大会2023
2023年5月28日(日)~6月4日(日)に開催される「輪島市民まつり」の行事として実施。約20分間でいかに多くの花火を楽しんでもらえるかを最大の特色としており、今年は過去最高となる2万5000発を打ち上げる予定です。
会場となる輪島市マリンタウンは、打ち上げ場所と観覧エリアとの距離が非常に近いため、花火の光や音、またそれによる衝撃など、臨場感あふれる体験ができますよ。
- 開催日時:2023年6月3日(土)20:00~20:20
- 会場: 輪島市マリンタウン会場
- アクセス:町野、三井、空熊、西保、道下、剱地からシャトルバス運行
- 打ち上げ本数:2万5000発
【広島県の花火大会】福山鞆の浦弁天島花火大会
瀬戸内海国立公園の名勝「鞆の浦」の夜空を彩る花火大会で、2023年は4年ぶりの開催となります。弁天島に約2000発の花火が打ち上げられる予定で、対岸には夜店が軒を連ねます。
江戸時代に生まれた伝統的な日本花火の原点「和火(わび)」をはじめ、連続して打ち上げられる「スターマイン」、色がスライドして変化する「グラデーション花火」など、多種多様な花火を楽しめるのが見どころです。
- 開催日時:2023年6月3日(土)19:00~20:30(予定)
- 会場:福山市鞆町 弁天島および鞆支所周辺
- アクセス:みろくの里駐車場(無料)~鯛匠の郷間でシャトルバス運行(500円)
- 打ち上げ本数:2000発
【岡山県の花火大会】2023 岡山国際サーキット花火大会 produced by 磯谷煙火店
岡山国際サーキットにて開催される花火大会。花火のプロデュースと打ち上げを担当するのは、明治20年創業の老舗「磯谷煙火店」で、全国花火競技大会(大曲の花火)では内閣総理大臣賞を2度も受賞するほどの実力を誇ります。
今回は音楽と花火を融合させた「メロディー花火」、花火で夜空にイラストを描く「イラスト花火」、最大10号(尺玉)までの花火を連続で打ち上げる「大玉連発対打ち」など、繊細な花火からダイナミックな花火まで楽しめます。
- 開催日時:2023年6月3日(土)4日(日)19:45~20:45
- 会場:岡山国際サーキット
- アクセス:場外駐車場(アゼリア館)からサーキット場までシャトルバス運行
- 打ち上げ本数:非公表
【静岡県の花火大会】熱海海上花火大会 春季大会
1952年(昭和27年)からはじまった熱海の歴史ある花火大会。年間を通して15回以上も実施されており、春季大会は2023年4月~5月の開催を経て、最後に6月4日(日)に開催される予定です。
会場の熱海湾は山に囲まれた「すり鉢」状の地形のため、海で上げる花火の音が反響し、 大きなスタジアムのような音響効果があります。フィナーレを飾るスターマイン「大空中ナイアガラ」は、瞬きを忘れるほどの美しさです。
- 開催日時:2023年6月4日(日)20:20~20:40
- 会場: 熱海湾
- 最寄り駅:JR「熱海駅」から徒歩約20分
- 打ち上げ本数:3000発
梅雨の時期も楽しめる花火大会!
今回は2023年6月3日~4日に全国で開催される花火大会の最新情報と見どころをご紹介しました。6月は梅雨に入りますが、週末に花火大会を開催しているところもあります。ひと足先に夏のイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考資料
成瀬 亜希子