2023年5月29日に発表された、株式会社一家ホールディングス2023年3月期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。

スピーカー:株式会社一家ホールディングス 代表取締役社長 武長太郎 氏
株式会社一家ホールディングス 取締役管理部長 髙橋広宜 氏

業績の季節変動について

武長太郎氏(以下、武長):武長でございます。本日は、高橋より2023年度3月期の業績についてご説明を行い、その後に私からご説明します。よろしくお願いいたします。

髙橋広宜氏:2023年3月期の業績をご説明する前に、業績の季節変動についてお話しします。

当社は第3四半期である10月から12月において、飲食事業・ブライダル事業ともに売上利益が大きく偏重する季節変動があります。飲食事業では12月の忘年会シーズンに一番お酒の需要が増え、ブライダル事業では10月から11月に婚礼の施行が一番多くなるためです。そのような要因から、第3四半期の売上が大きくなります。

一方で、当社は毎期、第1四半期から第2四半期にかけて飲食の出店を多く計画しています。4月に新卒採用で入ってきた人員の教育費や人件費に加えて、第1四半期から第2四半期にかかる出店コストなどの販管費の増加も上半期に偏重していることも、業績変動の要因です。

第1四半期と第2四半期に出店を集中する理由は2つあります。1つは早めに出店することで、最大の繁忙期である12月に向けてしっかりとお店作りができるからです。もう1つは、飲食店、特に居酒屋業態はどのお店も12月が一番の繁忙期になるため、12月まで営業してから閉店するところが比較的多く、それにより年明けから多くの物件が出てきます。それらの物件をしっかり吟味した上で、出店のための工事期間等を3ヶ月程度と考えると、第1四半期から第2四半期での出店が多くなってきます。

当社はこのような季節性の業績変動があり、2023年3月期の実績および2024年3月期の計画においても、この流れは同様です。

特別利益および特別損失の計上について

特別利益および特別損失の計上についてです。2023年3月期の第4四半期は、周辺地域の再開発により1店舗閉店しており、その固定資産の売却益として約1,834万円を特別利益に計上しています。また、特別損失としては第4四半期の減損損失で約2,821万円を計上しており、第3四半期までに計上しているものと合わせて、通期で約3,709万円の減損損失を計上しています。

2023年3月期業績動向(ハイライト)

2023年3月期の業績動向ハイライトです。売上高について、2022年3月期は新型コロナウイルスの影響を大きく受けたため44億2,400万円でしたが、2023年3月期は83億7,600万円と急回復し、過去最高の売上高で着地しています。

また、2022年3月期の経常利益は7億5,100万円の赤字となったものの、助成金の収入が大きく影響し、最終利益は1億8,900万円で着地していました。2023年3月期の経常利益は1億3,100万円と黒字化しており、最終利益は8,000万円で着地しています。

2023年3月期業績動向(グループ連結計:通期業績予想比)

グループ連結計の通期業績予想比です。売上高は業績予想89億6,100万円に対して、93.5パーセントの83億7,600万円で着地しました。詳細については後ほどご説明しますが、ブライダル事業は業績予想に対して好調に推移しました。コロナ禍の影響も減少してきており、結婚式の施行数や組人数、組単価もコロナ禍前の水準に回復してきている状況です。

一方で、2023年3月期の飲食事業の状況は、第1四半期が始まった4月当初はまだコロナ禍の影響が続いていたものの、特に5月は行動制限のないゴールデンウイークがあり、非常にポジティブな雰囲気になりつつありました。

第1四半期で回復基調に向かっていたところ、第2四半期の7月から8月には第7波が大きく影響しました。そして、10月以降は「Go To キャンペーン」などの後押しもあり、第3四半期から第4四半期でまた一気に売上が回復してきました。

先ほどもご説明したように、当社は第3四半期に大きな山場があります。このような回復基調の中で、第2四半期に落ちた売上をしっかりと補填するために努力したものの、結果として第2四半期の売上の減少を補うまでには至らず、最終的には93.5パーセントで着地となりました。

最終利益は8,000万円で、業績予想に対しては5割程度の未達で終わってしまったものの、2023年3月期は第7波の影響もあった中で、しっかり黒字化し利益が残せたことに関しては、明るい兆しが見えてきた1年だったと感じています。

2023年3月期業績動向(グループ連結計:前年同期比)

グループ連結計の前年同期比です。先ほどもご説明したように急回復しており、一番の回復要因は飲食事業です。2022年3月期の売上高44億2,400万円に対して、2023年3月期は83億7,600万円となり、前期比89.3パーセント増の回復となりました。

また、昨年は営業利益、経常利益ともに赤字であったものの、助成金収入により最終利益で黒字化している状況でしたが、2023年3月期に関しては営業段階でしっかりと黒字化できています。

2024年3月期に入り足元の状況ですが、3月中旬からマスク着用が緩和され、5月8日からは新型コロナウイルスが5類に移行しました。そのため、客数も非常に増加してきており、飲食事業における新型コロナウイルスの影響はほぼなくなってきていると感じています。

2023年3月期業績動向(飲食事業:前年同期比)

飲食事業の前年同期比です。売上高は2022年3月期の30億6,500万円に対し、2023年3月期は前期比108.4パーセント増の63億8,700万円となり、2倍以上の売上になりました。2022年3月期は、コロナ禍により1年を通じてほとんど通常営業ができず、要請範囲内での臨時休業や時短営業を行った結果、大きく売上を落としました。

しかし、2023年3月期は1年を通じて全店が通常営業を行いました。その中で、新規出店が5店舗、業態変更が3店舗、閉店が3店舗、加えて4月から株式会社Egoを子会社化したことにより1店舗が追加されています。それらが売上に寄与したこともあり、2倍近くまで回復しました。

営業利益に関しても、2022年3月期は5億5,300万円の赤字でしたが、2023年3月期は事業部単体の最終利益でも5,200万円の黒字化となり、飲食事業にも明るい兆しが見えてきた1年だったと感じています。

また、みなさまも気になっているであろう原材料費の高騰については、飲食事業も苦戦しているものの、前期との比較だけで見ると原価率は改善しています。やはり2022年3月期は、時短営業や臨時休業による一時的な食品ロスや食材の廃棄が多く、それにより原価率が上がっていました。現在の食材費高騰による原価対策については、後ほどご説明します。

2023年3月期業績動向(ブライダル事業:前年同期比)

ブライダル事業の前年同期比です。売上高は2022年3月期の13億5,900万円に対し、2023年3月期は前期比46.3パーセント増の19億8,800万円で着地しています。

ブライダル事業に関しては、そもそもコロナ禍により結婚式のキャンセルが増加しました。施行する新郎新婦の中でも、年配の方が出席されたり遠方からゲストが来られたりするために、本当に近しい関係の10人から20人という小規模で結婚式を挙げざるを得ない方が多い状況が続いてきました。

しかし直近では、コロナ禍前のように大人数を呼んで人生で一度のお祝いをしたいという需要が回復しており、ブライダル事業もコロナ禍の影響はなくなってきています。加えて、特に2023年3月期の第3四半期以降は、忘年会や企業のパーティや会議といった宴席部門の需要も一気に回復しています。

2022年3月期の営業利益は1億8,300万円と赤字でしたが、2023年3月期はブライダル事業単体でも9,900万円となり、黒字化で着地しています。

2023年3月期業績動向(貸借対照表)

B/Sについてです。2023年3月期も引き続き借入を実行したことに加え、売上が安定して利益が出てきているため、期末においても十分なキャッシュポジションを維持しています。

2023年3月期業績動向(キャッシュ・フロー)

キャッシュ・フローについてです。営業活動によるキャッシュ・フローがプラスとなった結果、現金及び現金同等物の期末残高は10億8,200万円となりました。

新規出店・業態変更等の状況について

武長:私からは、2023年の特筆的事項と2024年の計画等についてご説明します。

まずは、新規出店と業態変更の状況です。2023年度は新規出店が5店舗、業態変更が3店舗、閉店が3店舗などにより、直営店は合計74店舗となりました。

飲食既存店売上高 コロナ前(2020年3月期)同期比

飲食の既存店売上高について、コロナ禍前の2020年3月期からどのくらい戻りがあるかをスライドのグラフに示しています。先ほど高橋からお話ししたように、第2四半期は第7波の影響を受け、かなり売上を落としてしまいました。しかし、年末を含む第3四半期から第4四半期にかけて、徐々にお客さまが戻ってきています。

最終的には90パーセントくらいまで回復しており、この4月、5月はほぼコロナ禍前の水準に戻ってきています。こちらについては、後ほどあらためてご説明します。

飲食事業のポートフォリオについて

我々がどのように経営を進めてきたかについて、飲食事業のポートフォリオでご説明します。コロナ禍前のグループ飲食や企業のパーティ・宴会という需要から、現在は家族や友人との飲食、少人数や個の食事へと需要が変化しています。

そのような傾向に合わせ、我々も「韓国屋台 ハンサム」や「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」、こだわりもん一家のネクスト業態として「おでんトさかな にのや」の業態開発、出店を強化してきました。

新業態の現況について

新業態の現状です。「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」は現在12店舗あり、羊肉を使ったチェーン店舗としては、おそらく日本の中でもかなり大きな規模になりつつあります。今は日本一を目指して取り組んでいます。

「韓国屋台 ハンサム」は韓国の屋台をコンセプトとしており、我々が今まで取り込んでいなかった若い女性を中心ターゲットにした新しい業態です。これにより、1つの地域に「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」「韓国屋台 ハンサム」「屋台屋 博多劇場」を展開することも可能となりました。

また、当社グループの強みである和食を活かし、おでんやお寿司、魚料理などを提供する「おでんトさかな にのや」という業態も、少しずつですが着実に伸ばしています。4名さまに大皿で出して小皿に取り分けるという今までのかたちから、1人前ずつ小分けして提供するかたちにしており、1名さまから2名さまでご来店される新しいニーズに応える業態になったと思っています。

これらの新しい取り組みも含め、今後も新規出店や既存店のブラッシュアップに努めます。

飲食事業における会員施策

他の飲食チェーンがコロナ禍以降も苦しんでいる中、なぜ我々が非常に早く回復できたかというと、この十数年間のリピーター戦略により会員を獲得し、ファンやリピーターを大切にしてきたことが功奏したからだと思います。

例えば、「屋台屋 博多劇場」は現在144万人の会員がおり、コロナ禍明けの早い段階からかなりの方々にご来店いただいています。このことが、コロナ終息後の早期回復に繋がっていると感じています。

婚礼のコロナ後の売上回復率について

ブライダル事業についてです。今まで結婚式を延期したり見合わせたりしていた新郎新婦さまがようやく式を挙げられるようになり、施行数もコロナ禍前の水準まで回復しています。その結果、売上はコロナ禍前と同水準にまで回復しています。

婚礼のコロナ後の組単価回復率について

婚礼の組単価についてです。コロナ禍の影響で少人数婚が増加していましたが、現在は「通常どおりゲストを呼んで挙式したい」というニーズが回復し、その結果、非常に良いかたちで組単価が回復しています。

婚礼の成約率推移について

今はナシ婚層が着実に増えていると感じており、最も懸念しているのは、それに伴って未来のお客さまの層も非常に減っていることです。そのような中で、我々の施設はこの6月から9月までリニューアル工事を行います。

ナシ婚層が増える中でも結婚式をしたい層に向け、一番に選んでもらえる、唯一無二の魅力ある施設作りに注力しています。次の10年を見据え、婚礼施設である「The Place of Tokyo」を新たに作り上げ、販売していきます。

2024年3月期連結業績予想

2024年3月期の業績予想と重点施策についてご説明します。2024年3月期は、売上高が前期比112.3パーセント増の94億900万円、営業利益が前期比180.3パーセント増の3億円、経常利益が前期比217パーセント増の2億8,500万円を見込んでいます。

こちらは、6月から8月の3ヶ月間に「The Place of Tokyo」が工事期間の休業による、ブライダル事業の売上高の減少を鑑みた数字です。今期はこの要因によって、なかなか思ったような数字が作れていませんが、「The Place of Tokyo」のリニューアルによる来期に向けた販売には自信を持っています。

また、コロナ禍が明けたことで、飲食事業においても既存店・新店舗ともに強化しながら、業態を着実に作っていけると考えていますので、未来が非常に楽しみな1年になると思っています。

本社移転について

本社の移転についてです。創業から千葉県市川市に本社を置いていましたが、非常に手狭になってきたことに加え、ビルの老朽化による建て替えが決定しました。移転先は、創業から一緒に取り組んできたメンバー、パート、アルバイトも多いこともあり、同市内に決定しました。

なによりも私は、自社ビルを構えることなど、売上や利益が上がらないところにお金をかけるべきではないと考えています。今はリモートを活用して都心のマネージャーとも会議ができますし、市川市は鉄道が3線通っているにもかかわらず家賃が安く、非常に便利な場所だと思っています。

これらの理由により、創業の地にまた本社を構えることとなりました。移転時期は2023年8月を予定しています。

新規出店戦略

新規出店戦略についてです。今期は株式会社Egoも含め9店舗と非常に控えめに出店を計画しています。現在、一部古い店舗に関しては、改装を計画していますが、今期は何より既存店を着実に運営し、新しくできた業態を確立する1年にしたいと考えているからです。

前期の段階で出店数についての話がありましたが、9店舗の計画に対しすでに7店舗の出店が決定しています。今期の計画は残り2店舗で達成できるため、9店舗の出店は実現可能だと考えています。

メニュー価格の改定について

先ほど髙橋からもお伝えしましたが、この1年間で原材料価格が高騰しており、2023年がピークになると感じています。そのような中で、2023年4月にグランドメニューを見直し、メニュー価格を一部引き上げました。

特筆すべき点は「屋台屋 博多劇場」での価格変更です。これまで角ハイボールは290円と非常にリーズナブルな価格で提供していましたが、380円に引き上げました。また、鉄鍋餃子も1人前の価格を290円から380円に変更し、サワー類も含めて380円という価格帯に統一しました。4月以降の単価はもちろん上昇していますが、199円メニューを一部残すなどで原価率を調整しています。

その結果、客単価はそれほど上がっていないものの、客数は安定しているため、価格の引き上げによるお客さま離れはあまり感じていません。直感としては、このまま進めていけると考えています。

博多劇場「明太もつ鍋」モンドセレクション受賞

コロナ禍にできることとして「屋台屋 博多劇場」の「明太もつ鍋」をECサイトで販売を開始し、ベルギーで開催されているモンドセレクションに出品しました。

その結果、有数品質金賞を受賞することができました。今後も、ブランド価値を高めていきたいと考えています。

The Place of Tokyo リニューアルについて

「The Place of Tokyo」についてです。6月から工事がスタートし、3ヶ月かけて大規模なリニューアルが行われます。最も変わる部分はグランドルームで、オープンキッチンが導入されます。これまでのエレガントなイメージから、トレンドを取り入れたモダンなデザインの空間へと大きく生まれ変わります。

また、1階のレストラン「Terrace Dining TANGO」も、ダイニングでありながら週末には結婚式を行える会場に生まれ変わります。これまでは3バンケット体制でしたが、4バンケット体制になります。少人数婚のニーズにマッチしたレストランウエディングが提供できると考えています。

レジャービジネスについて

我々はコロナ禍を受け、新たにレジャービジネスに取り組んでいます。具体的には、都内3ヶ所のバーベキュー場、ビアガーデンの運営委託を受けています。手持ちのキャッシュを投入せず、我々の強みやノウハウを活かし事業運営に特化していることが大きな強みです。

今後は、レジャーサービス事業を今後のグループの1つの柱として位置づけながら、ビジネスを育てていきたいと考えています。

当社グループの今後のビジョン

今後のビジョンについてです。当社はIKKA HOLDINGSという社名のもと、多くの「おもてなし」に関わる事業を育て、「おもてなし」の総合商社に成長させることを目指しています。今後もインバウンドをターゲットとした事業や宿泊ビジネスなどにチャレンジしていきたいと考えています。

新卒採用について

新卒採用についてです。今期は35名の新卒を採用しました。来期も50名程度の新卒採用を計画しており、引き続き採用を強化していきたいと考えています。

中途採用について

中途採用についてです。一番強化すべきところはアルバイトメンバーの社員登用だと考えています。特に創業当時はアルバイトから社員になる流れが非常に多く、アルバイトとして勤務し、店長や社員の背中を見て憧れて社員登用された実績が多数あり、我々としてはこのような流れが一番よいのではないかと考えています。

新卒採用者の中でもアルバイト出身者は離職率が低く、活躍する人財が非常に多いことが明らかです。そのため、再度アルバイトメンバーからの社員登用に力を入れつつ、社内から社員採用活動を進める予定です。

従業員の賃上げについて

現在もインフレが収まらない中で、政府も賃上げに非常に力を入れています。大手企業を中心に多くの企業で賃上げが実施されました。我々もその流れにしっかり乗りたいと考え、約5パーセントのベースアップを実施しました。

コロナ禍においては給料を上げることが非常に困難だったため、そのような点も鑑み、今回は約5パーセントの賃上げとしました。当社は従業員の満足度が非常に大切だと考えていますので、今後も従業員満足度の向上に努めていきます。

従業員のエンゲージメント向上について

今期は、コロナ禍で制限されていた各種イベントや教育プログラム、レクリエーション、研修などを積極的に再開しています。大規模なイベントとしては、2023年3月に「一家祭り」を開催しました。こちらは4年ぶりの開催でアルバイトメンバー含め1,000人以上が参加し、開催できたことを非常にうれしく思っています。

従業員のエンゲージメント向上について

社内教育プログラム「Ikka Universal College」では、あらゆる層に向けて、リモートでの研修や勉強ができる環境をしっかりと構築しています。こちらも引き続き教育に力を入れていきたいと思っています。

以上、私から2024年度の重点施策についてご説明しました。

質疑応答:飲食事業の戦略について

質問者:今期の出店は「屋台屋 博多劇場」が多いと思います。前期は「屋台屋 博多劇場」を他の業態に変更していましたが、コロナ禍前に活気が戻り海外からのお客さまも回復しているため、「屋台屋 博多劇場」の出店に力を入れていくということでしょうか?

一方で、「韓国屋台 ハンサム」と「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」は今期の出店予定がないため、既存店をより確立させるということだと思います。飲食事業の具体的な課題や、今後の戦略について教えてください。

武長:ご指摘のとおり、我々の強みである「屋台屋 博多劇場」は、コロナ禍において元気な営業ができず、良さを引き出せませんでした。しかし、この1年間通常営業を続ける中で、新型コロナウイルスの終息に伴ってお客さまも戻ってきています。

また、累計会員数が144万人いることは我々の大きな強みだと感じていますので、今後も「屋台屋 博多劇場」は、出店を拡大していきたいと考えています。新しく作った業態もありますが、10年前に立ち上げた「屋台屋 博多劇場」は我々にとって非常に手応えを感じる存在であり、現在も強い業態だと考えていますので、まずは「屋台屋 博多劇場」の出店攻勢をかけていきます。

限りある出店店舗数の中で、「屋台屋 博多劇場」の未出店地域への出店を優先する中で、「韓国屋台 ハンサム」や「大衆ジンギスカン酒場 ラムちゃん」などの新業態は1年かけてしっかりと業態をブラッシュアップし、さらに強い業態に育てていこうと考え、このような計画としました。

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