縦方向の掃除って結構大変じゃないですか?賃貸では壁や窓の掃除をしたことがないという人も多いはず。部屋の壁なら壁紙によっては誤魔化されていますが、お風呂や窓となると別。慣れてしまっているだけで日々汚れが溜まり続けています。筆者はガジェットレビュワーとして、2年ほど前から様々な窓拭きロボットを試していますが、これなら毎日できるかも!というものが見つかりました。

【窓拭きロボット】定期的に続けるからこそ綺麗になる!

この窓拭きロボット、優秀ですが「1度かけたらピカピカになります!」という製品ではありません。そこだけ最初にしっかりとお伝えしておきます。

HOBOT-R3は回転する2つのモップで窓に吸いつきながらジグザグに窓掃除をしてくれるロボット。全モデルの1つから2つになった超音波ノズルから洗剤を霧状に吹き出して清掃。かなり微細な霧状になるので拭きあともほとんど残りません。

筆者撮影

ちょうど良い湿り具合なんですが、強めにこびりついた汚れや黄砂など屋外で長期間放置された汚れには少し足りません。ただこれで「綺麗にならない」と判断するのは早くて、定期的に繰り返し掃除させることで徐々にピカピカになります。

筆者撮影

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多めに水分を出せば汚れは落ちやすいですが、拭き跡が残ったり、掃除時間が長くなったりとデメリットも出てきてしまうので今はこの仕様が最善だと思います。1回で落ちない汚れがあるとはいえ、自動で拭いてくれることには変わりないのでその分定期的に実施することで補ってあげましょう。

【窓拭きロボット】アプリもあるけど本体で操作できるのがいい

使っていて便利だと感じたのは本体のボタン1つで清掃が開始できるところ。アプリやリモコンもあるんですが、実際掃除する時にいちいちアプリを立ち上げるのは面倒。HOBOTはどの機種も本体だけで操作できるので掃除開始までが早くて便利です。窓が多くてもどんどん進めていけます。

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クリーニングクロスや洗剤が付属してくるのもすぐに使えて便利でした。マイクロファイバークロスと、それを本体に付けるためのクリーニングリングは複数個ついてくるので、汚れたら取り替えてどんどん綺麗にしていけます。

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クリーニングクロスはなんと12枚も付属してくるので、毎日動かしても足りなくならずありがたいです。専用洗剤液は毎日使っても3ヶ月くらいは持ちます。洗剤が1本1000円、マイクロファイバークロスは12枚1セットで1500円とランニングコストが安いのも主夫的には二重丸でした。

【窓拭きロボット】スタートボタンを押したら自分は別の作業

窓掃除ロボットの魅力は面倒な作業を任せられるところです。窓ってどうしても後回しになってしまう箇所なので、汚れていても気にならないという人も多いかもしれません。でも綺麗な窓より汚い窓の方が好き、という人はいませんよね。無意識下のストレスになっていることもあるので、自分が作業している間に綺麗にしてくれるならやってもらいたいものです。

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ただどんな時でも良いかというとそうでもなく、並行して進める作業には注意が必要です。窓1枚約5~6分で終わるので、その都度別の窓に移す作業が発生します。なので勉強や仕事と並行して進めるのはおすすめできません。

筆者のおすすめは筋トレ中にやること。5分ワンセットで連動させやすいので毎日の習慣にできます。そのほか週末の掃除作業で、ルーティンに組み込むと効率的に掃除ができます。

【窓拭きロボット】隠れたストレスから解放されよう

そのほかHOBOTは壁や鏡、お風呂の壁などを掃除できるのも良いところ。窓だけと考えるとなかなか踏み出せない4万5800円という金額ですが、いろいろな場所に使えるとなれば投資のしがいがあります。

窓だけでなく、壁など普段掃除しない場所は徐々に汚れて気が付きにくい場所です。一度掃除してみると「こんなに白かったっけ!?」と驚くこともあるはず。こういう汚れは窓の汚れ同様隠れたストレスになっていることもあるので、そういう場所をHOBOTで綺麗にするのが個人的なおすすめポイントです。

製品情報

  • 製品名:HOBOT-R3
  • メーカー:HOBOT
  • 価格:4万5800円
  • サイズ:295✕148✕95mm
  • 重量:955g
  • 清掃速度:4分/m2
  • 消費電力:90W

参考資料

木村 ヒデノリ