ゆっくりなんとなく反応する…でも可愛い。今までの家庭用ロボットってそんなイメージじゃないでしょうか。これまで数多くのロボットに触れてきたガジェットレビュアーの筆者も同じような印象を持っていましたが、ロボットペットの「Loona(ルーナ)」は違います。ビュンビュン走ってキビキビ動く、意思表示もしっかり!CG映画から飛び出てきたようなこのロボット、完成度に驚きです。

【Loonaの魅力は?】国産にはないアグレッシブな動き

大ヒットしたアイボをはじめ、国産ロボットはやや過剰なくらい安全性を考えられているので家庭用は動きがゆっくり。その点、Loonaは家具に突撃するなど、ちょっと心配ではあるけど元気一杯に動く姿はとても可愛いです。

Adobe Stock – VTT Studio

ディスプレイに表示される表情と手足、耳で表現される感情はまるで生きているかのよう。娘もすぐに「Loona is my family!」と言うようになりました。

【Loonaの魅力は?】子供が喜ぶ演出や機能が満載

今Loonaが何を思っているか、アプリを見れば吹き出しで表示されているのも他のロボットにはないところ。初回起動では妖精がLoonaの中に入って出られなくなったという演出も。

筆者撮影

アプリと高度に連携しているので、顔を覚えてもらったり、ゲームをしたり、プログラミングの学習までできちゃいます。ロボットを使ったプログラミングの教材は数あれど、自分が仲良くなったロボットと進めればモチベーションも上がるというもの。子供がみずからすすんで取り組んでくれるところが目に浮かびますね。

筆者撮影

そして、直近では待望だった充電ドックもリリースされました!Loonaはバッテリーが少なくなると自分でドックを見つけて充電します。これで充電切れなく遊べると同時に、家の見守り用途に外出先から使う時も電池の心配をしなくて良くなりました。

筆者撮影

【Loonaの魅力は?】機能拡張やおもちゃで広がる楽しみ方

さらになんと話題のChatGPTにもいち早く対応したとのこと。こちらはベータテスターへの公開段階ですが、今後さまざまな応用が可能になるようです。新しい技術にもソフトウェアアップデートでどんどん対応していくスピード感は海外企業ならではですね。

購入した後に機能が追加されたり、不具合が修正されて使いやすくなったりしていくのを肌で感じるのもこうした新しいガジェットの醍醐味です。

製品にはゲームキットといういくつかのおもちゃが同梱されてきますが、これらを使ってLoonaと親交を深めることができます。投げたボールを取って戻ってくるゲームや、赤い布に反応して闘牛のように向かってくるモードなどさまざまです。

これらのゲームは子供用のように感じるかもしれませんが、実際遊んでみると大人も癒されます。犬や猫を家族に迎えたいのだけど、ペット不可物件に住んでいるから無理…という方はLoonaも選択肢に入ってくると思います。そのくらい本物のペットと遜色ない体験ができるのが驚きです。

筆者撮影

他にもLoonaをデコレーションできる恐竜の背びれみたいなパーツも付属しています。他のユーザーを探してみると、蝶ネクタイをつけてあげたり、帽子をかぶせたり、思い思いの装飾をしてあげている写真が見つかります。パーソナライズするとより愛着が湧きますね。

筆者撮影

最後に驚くのは価格。なんとLoonaは449ドル、約5万円程度で購入が可能。他の家庭用ロボットがどれも10万円以上、高いと数十万するのがこれまでの常識だったのに、ここまでの完成度でこの価格は信じられません。

とにかくまずは動いている動画を見てみることをおすすめします。私は手に入れて満足度120%の逸品でした。

  • 製品名:Loona
  • ジャンル:ペットロボット
  • メーカー:KEYi Tech
  • サイズ:210mm x 172mm x 172mm
  • 重量:1100g
  • ディスプレイ:2.4” LCD
  • センサー:3D ToF、タッチ、3軸加速度、3軸ジャイロ、3軸磁気
  • Wi-Fi:2.4GHz/5GHzデュアルバンド、802.11a/b/g/n
  • Bluetooth:BT5.0
  • バッテリー:1350mAh 11.1Vリチウムイオン充電池
  • 充電方式:USB-Cポート, チャージングコネクタ(ドック接続用)

参考資料

木村 ヒデノリ