LIMOが2022年6月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年6月16日)

梅雨時期のガーデニングは、軒下やベランダなどで作業できる寄せ植え作りがオススメ。

開花時期が長い花を選べば、夏の終わりまで楽しめますよ。

今回は、夏らしい色がオシャレな寄せ植えの組み合わせ例と、寄せ植えを長く楽しむための管理方法について紹介します。

1. 梅雨から夏の寄せ植えの管理

寄せ植えを長く楽しむためには、季節に適した管理をおこなうことが重要。湿度が高い梅雨と猛暑の夏に必要な管理ポイントを解説していきます。

1.1 置き場所

Elena Efimova/Shutterstock.com

梅雨明けまでは、雨が当たりにくく風通しがよい場所で管理しましょう。雨のなかに野ざらしにすると、鉢の中が多湿になり、病気の発生に繋がるので注意が必要です。

本格的に暑くなったら、午前中だけ日が当たる風通しがよい場所がベスト。地面が高温になる場所は、鉢スタンドに乗せるなどして暑さから植物を守りましょう。

1.2 水やり

梅雨明けまでは表土が乾いたら、梅雨が明けて本格的に暑くなったら、朝と夕方の2回水を与えます。

夏は日中に水やりをおこなうと、水温が上がり根を傷めることがあります。熱中症の心配もありますので、涼しい時間帯におこなうようにしましょう。

1.3 花ガラ摘み・枯れた葉の処理

花ガラや枯れた葉、折れた茎は小まめに取り除きます。そうすることで見映えだけでなく通気性もよくなり、病気やカビの発生リスクを抑えることができます。鉢の中に落ちている花ガラなども、忘れずに取り除いておきましょう。

2. 夏カラーでオシャレな寄せ植えに!オススメの組み合わせ例

2.1 ペチュニア✕ユーフォルビア✕アイビー

涼しげで爽やかな寄せ植えにオススメ!

ジメジメした梅雨や猛暑の夏は、爽やかな印象の寄せ植えがピッタリ。ブルー系の花や風に揺れる姿が涼しげな植物を使うと、清涼感のある爽やかな寄せ植えに仕上ります。

暑さに強く、夏花壇で大活躍するペチュニア。さまざまな品種がありますが、寄せ植えの主役として植えるなら大輪か八重咲きがオススメです。涼しい印象を与えるために、青や紫などブルー系の花色を選びましょう。

Silvia Vieira dos Santos/istockphoto.com

春から秋にかけ、カスミソウのような白い小花をたくさん咲かせるユーフォルビア。繊細なイメージがありますが、耐暑性は強めです。草丈が高いので、寄せ植えの後方に配置しましょう。風に揺れる姿が涼しさを表現してくれます。

LIMO編集部

寄せ植えの前列ポジションに人気のつる性植物、アイビー。濃いグリーンやライムグリーン、斑入りなど複数の葉色が揃っています。

寄せ植えに使うときには1ポットを2つに分け、寄せ植えの左右に配置すると全体的なバランスがよくなります。

Iryna Imago/istockphoto.com