LIMOが2022年6月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年6月1日)
いよいよ今日から6月。雨の多い、ジメジメした季節の到来です。貴重な梅雨の晴れ間はガーデニング作業に費やして、夏ガーデンの準備を始めてみませんか。
華やかで色鮮やかな一年草は、夏の庭にもピッタリ。青空に映えるステキな庭になることでしょう。
そこで今回は初心者も育てやすい、丈夫でオシャレな一年草を紹介します。さっそくみていきましょう。
1. 一年草で彩る夏の庭!オススメの花7選(1~4)
気温が高くなり、庭の緑が美しくなってくる初夏。徐々に暑さが増して庭に花が減ってくるこの季節は、一年草で彩りをプラスするのがオススメです。
涼しげに仕上げたい時には白などの淡い色で統一してみたり、南国のような鮮やかな色を入れてみることができるのも一年草の魅力。今回は夏の庭をオシャレにできる草花を紹介します。
1.1 ペチュニア
花期が長いペチュニアは、夏に咲く花の代表格。白、ピンク、紫などの花色や、八重咲き、小輪種など品種が豊富です。爽やかに仕上げるなら白をベースに、紫や濃いピンクは庭を鮮やかに彩るでしょう。
乾燥にも強く、庭植えなら降雨でも育てられます。ただし過湿に弱いので、長雨や水のやり過ぎには注意が必要です。株が若い頃に意識して摘芯をおこなうと、花数が増えてさらに長く楽しめます。※参考価格:100~600円前後(3号ポット苗)
1.2 ニチニチソウ
夏の花壇に欠かせないニチニチソウは、暑さに強い花。白やピンクが定番の品種で、白花は緑の葉と映えて清々しい印象の庭にオススメ。淡いピンクはロマンチックに、濃いピンクは南国風の雰囲気にも演出できますよ。
旺盛に生長するので、ひと株育てるだけでも立派な株姿になります。寄せ植えや鉢植えでも楽しめ、基本ほったらかしでもよく開花します。価格も手頃で、初心者も育てやすいでしょう。
花ガラは摘み取り、摘芯すると株が大きくなります。※参考価格:200~300円程度(3号ポット苗)
1.3 ジニア
近年、品種改良が盛んで、オシャレな品種が増えているジニア。切り花でもガーデニングでも人気が高まっています。開花時期が長いことから、百日草という名前でも知られています。
白やピンク、赤、黄、オレンジ、茶、緑など花色が豊富で、寄せ植えのアクセントなどにもオススメ。ジニアも暑さに強く日当たりを好み、手間要らずで花をたくさんつけてくれます。※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)
1.4 アゲラタム
フワフワした青紫の花が特徴のアゲラタム。白やピンクの品種も出回ります。熱帯アメリカ原産で暑さに強く、春から秋まで長く花が楽しめます。本来は多年草ですが、寒さに弱いため、日本では一年草扱いになっています。
こぼれ種でよく増え、毎年花を楽しむことができるのも魅力。初夏にポット苗で背の低い矮生種が出回り、冬〜春には高生種の種も売られています。
洋風の庭にも和風の庭にも似合う淡いカラーがオシャレな印象で、同系色の他の花との寄せ植えもオススメ。色のグラデーションを楽しむのもステキです。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)