気候が穏やかで植物が育ちやすい春は、ガーデニングを楽しむのに最適な時期。
今の時期に植えられる花にはさまざまなものがありますが、なかでも育てやすくて花付きがよい一年草は花壇に欠かせない存在です。
そこで今回は、初夏の花壇で映える「とびきりキュートな一年草」を紹介します。
春から初夏にかけて、種類によっては春から秋まで開花する育てやすい一年草を選びましたのでぜひ参考にしてください。
春の花壇で映える!とびきりキュートな一年草7選
リナリア
春から初夏にかけて、フリルのような愛らしい花を咲かせるリナリア。園芸店では「ヒメキンギョソウ」という名前でも流通しています。
赤や黄色、紫やピンク、複色などカラーバリエーションが豊富に揃っており、さまざまな花色をミックスして植えるのもオススメ。
草丈が高く育つ多年草タイプ・宿根リナリアもあるので、植える場所や好みに合わせて選んでください。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)
ホワイトレースフラワー
ホワイトレースフラワーは、名前の通り白いレースのような花葉が魅力の花。春から初夏にかけて開花し、庭や花壇にロマンティックな雰囲気をもたらしてくれます。
繊細な見た目とは逆に強靭な性質をもっているため、翌年以降はこぼれ種で発芽することも。
咲いた花は切り花にもできるので、花瓶に活けたり、フラワーアレンジメントにしたり、思い思いの楽しみ方ができますよ。※参考価格:200~500円(3号ポット苗)
カリブラコア
初夏から秋にかけて、小さなラッパ型の花をこんもりと咲かせるカリブラコア。
ビタミンカラーやパステルカラー、大人かわいいニュアンスカラーなどさまざまな花色があり、お気に入りのカラーが見つかりやすいのが魅力です。
茎を垂らすようにして花を咲かせるので、ハンギングバスケットに植えて育てるのもオススメ。品種によっては多年草もあるので、好みに合わせて選んでくださいね。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)
インパチェンス
木陰や北向きの玄関前など、日当たりが悪い場所にオススメなのはインパチェンス。
春の終わりから晩秋にかけて開花し、色鮮やかな花色で日陰のスペースを明るく彩ってくれます。
さまざまな品種があるなかでも、バラのような愛らしさをもつ「カリフォルニアローズ」、またバイカラーの花が咲く複色種はガーデナーに人気の品種。
シェードガーデンにもオススメの植物です。※参考価格:100~600円(3号ポット苗)
ゴデチア
ゴデチアは、和紙でつくったような独特な花びらが魅力の花。春から初夏にかけて開花し、園芸店によっては「イロマツヨイグサ(色待宵草)」という名前でも販売されています。
赤やピンク、紫やオレンジ、複色など多彩な花色があり、さらには八重咲きや大輪種、草丈が低いわい性種や100センチにもなる高性種まで多様。
自分好みの品種がきっと見つかりますよ。※参考価格:300~500円(3号ポット苗)
ロベリア
細長い茎に蝶のような花を咲かせるロベリア。本来は多年草ですが、耐寒性に弱いため春から秋にかけて開花する一年草として育てるのが一般的です。
花色には爽やかな青や紫、愛らしい白やピンクなどがあり、いずれもナチュラルな雰囲気が魅力。
梅雨後にバッサリと切り戻しをおこない、夏場は涼しい場所で管理すると秋に再び開花が楽しめますよ。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)
マリーゴールド
ビタミンカラーの色鮮やかな花が人気のマリーゴールドは、春から晩秋にかけて長期間鑑賞が楽しめる花。
一重咲きや八重咲き、大輪種や中輪種、コンパクトなわい性種など複数の品種が揃っています。
害虫除けにも効果が期待できるコンパニオンプランツなので、家庭菜園内に植えるのもオススメ。翌年以降はこぼれ種から発芽することもありますよ。※参考価格:100~600円(3号ポット苗)
まとめにかえて
一年草は花色が鮮やかで花付きも良く、ガーデニグ初心者でも育てやすい種類が多いのが魅力。
季節に合わせて植え替えができるので、「今年はピンク系の庭にしよう」「ホワイトガーデンにチャレンジしたい」など、季節ごとに庭の雰囲気を一新できるのも大きなポイントといえるでしょう。
たくさんの花苗が店頭に並ぶ時期ですので、ぜひ園芸店やホームセンターでチェックしてお気に入りの一年草を見つけてくださいね。
LIMO編集部