LIMOが2022年5月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年5月8日)

温暖化の影響で夏の暑さが年々厳しくなっています。

人間にとって過酷な状況は、植物にとっても同じこと。夏の庭で元気に咲いてくれる花は貴重な存在といえるでしょう。

そこで今回は、夏に花が咲く一年草や多年草を紹介します。

【注目記事】【ガーデニング】5月に種まきできる草花!お洒落なカラーにときめくオススメ植物7選

1. 夏のガーデニング、気をつけるポイントは?

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夏に咲く花を選ぶときは、耐暑性だけでなく耐乾性もチェックしておきましょう。土が乾きやすくなる夏は、乾燥に強い品種が育てやすいかもしれません。

西日が強い場所は、遮光性の不織布を活用したり、背丈のある植物の陰に混植したり、遮光の工夫をします。スペースに余裕があるときは、オシャレなパーゴラを設置してみるのもよいでしょう。

毎日の水やりで、土中の肥料が抜けやすくなります。定期的に液肥を与えましょう。土づくりの際に緩効性肥料を施しておくのも忘れないでくださいね。

2. 夏に花が咲く!オススメの一年草・多年草8選

一年草と多年草、どちらの花を育てるかは庭のテイストとライフスタイルで選んでみてください。

庭のベースカラーとなる色の植物は多年草にして、アクセントカラーの花は一年草にしてみるのもオススメ。

多年草の花が咲かない時期に、開花シーズンを迎える一年草を植えてみるのもいいですね。

2.1 アンゲロニア

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日当たりが好きなアンゲロニアは、暑さに強い中型品種。寒さに弱いため、多くは一年草として扱われます。抜群の耐暑性がある「ミッドフレア」、ラベンダーピンクの花色が優し気な「セレニータ」などの品種があります。※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)

2.2 ペチュニア

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丈夫で強健な性質のペチュニアは初心者でもこんもりとした花姿を楽しめる一年草。アブラムシに弱いので見つけたら、薬剤散布などで対策をしましょう。品種改良が盛んで、咲き方や色がオシャレなペチュニアが続々登場しています。きっとお気に入りの品種が見つかりますよ。※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)