投信1編集部によるこの記事の注目点
- 住まいを選ぶとき、できるだけ広い間取りに住みたいという人は多いのではないでしょうか。この調査は、マンションサプリが30~50代の男性を対象に、初めての就職時の年収と現在の年収を比較し、年収額の上下によって住まいの間取りに違いがあるのか調べたものです。
- その結果、年収がアップした層が最も多く住んでいる間取りは「3K/DK/LDK」次いで「2K/DK/LDK」となりました。一方、「ワンルーム」あるいは「1K/DK/LDK」に住んでいる人は年収がアップした人で合わせて25%なのに対し、年収が変わらない人は合わせて44.8%と、大きく違いがあるようです。
- 年収アップによって広い部屋に引っ越している層はある程度いると考えられますが、それよりもむしろ、結婚や子育てなどによって家族構成が変わった人と、そうではない人による違いともいえそうです。
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「広い部屋に引っ越したい」という声は多く聞かれますが、広い部屋に引っ越すとなると気になるのは家の値段。社会人になりたての収入では手の届かなかった家でも、「収入がアップしたら引っ越す」という人も少なくないのではないでしょうか。今回マンションサプリでは、初めての就職時の年収と現在の年収を比較し、年収額の上下によって住まいの間取りに違いがあるのか調査しました。
▼調査概要
調査実施時期:2017年6月20日~2017年6月28日
調査対象者 :30代~50代の男性
有効回答数 :323名
調査方法 :インターネット調査
年収アップした人の家の間取りは「3K/DK/LDK」!
年収がアップした人が最も多く住んでいる間取りは「3K/DK/LDK」で38.1%と、年収アップと回答した人の4割近くを占める結果に。次に多くの割合を占めたのは「2K/DK/LDK」で30.5%と、「3K/DK/LDK」と合わせると7割近い数となり、他の間取りに比べ圧倒的に多い数となっています。一方、中には驚きの「5K以上」との回答者も!
年収変わらない人の3割は「1K/DK/LDK」
「2K/DK/LDK」「3K/DK/LDK」は変わらず人気の間取り
では、年収が下がった人の住まいはどうでしょうか。調査結果からは年収が上がった人の家の間取りと大きな差はないようです。一方で、年収が変わっていないと回答した人が最も多く住んでいる間取りは「1K/DK/LDK」で31.0%と、他のグループとの違いが見られました。しかし「2K/DK/LDK」「3K/DK/LDK」に住んでいる人も合計で約半数を占め、年収の上下に関わらず人気の間取りであることが読み取れます。今回の調査対象は30代~50代ということもあり、間取りの選択は年収の増減よりも、家族構成といったライフスタイルの変化と大きな関係があるのかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?この調査以外にも「マンションサプリ」ではマンションに関する役立つ情報をお届けしています。マンションに住んでいる、または住むことを検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。
また「マンションマーケット」では全国350万件以上の価格データから算出した精度の高い相場価格をご紹介しています。あなたのお住まいの相場を調べてみては?
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