3. 将来の年金額を試算できるツール2つ

将来受け取れる年金額の目安を知りたい場合は、年金額の試算ツールを使って試算することができます。

インターネット上には、金融機関などで提供している年金額試算ツールもありますが、日本年金機構の「ねんきんネット」や厚生労働省の「公的年金シミュレーター」を使っても試算できます。

3.1 年金額試算ツール1.「ねんきんネット 」でかんたん試算

出典:日本年金機構「「ねんきんネット」による年金見込額試算」

日本年金機構が提供している「ねんきんネット」では、「かんたん試算」と「詳細な条件で試算」のふたつの試算パターンが選択できます。

「かんたん試算」では画面をクリックするだけで年金額の試算が可能。60歳まで現在と同じ条件で年金に加入し続けることを条件とし、自動で素早く見込額を試算します。

「詳細な条件で試算」する場合は、将来のワークスタイルや年金の受取開始年齢など、ご自身で細かい試算条件を設定して年金見込額を試算します。

3.2 年金額試算ツール2.スマホで手軽に「公的年金シミュレーター 」

出典:厚生労働省「公的年金シミュレーター使い方ホームページ(試験運用中)」

厚生労働省では令和4年4月25日から、スマートフォンやタブレットで年金額を手軽に試算できる「公的年金シミュレーター」を試験運用しています。これからの働き方や生活の変化に合わせて、年金額を試算できます。

IDやパスワードの登録は不要なので簡単ですぐに試算開始が可能。個人情報は保存されないためデータ管理も安心といえます。

現在「公的年金シミュレーター」は試験運用中です。