3. 70歳代以降も働く人はどのくらいいるのか
年金受給額が少ない場合には、70歳代以降も働いて貯蓄を増やしたり生活費をまかなったりすることも選択肢の1つです。
では、実際に70歳代以降も働く人はどのくらいいるのでしょうか。総務省統計局が公表する「労働力調査(基本集計」によると70歳代以降も働く人の割合は以下のとおりです。
3.1 70歳代以降の就業率の推移
- 2011年:13.1%
- 2012年:13.1%
- 2013年:13.1%
- 2014年:13.4%
- 2015年:13.7%
- 2016年:13.7%
- 2017年:14.5%
- 2018年:16.2%
- 2019年:17.2%
- 2020年:17.7%
- 2021年:18.1%
2011年の就業率は13.1%ですが、2021年には18.1%まで増加しています。70歳代以降も約5.5人に1人が働いている計算です。
まだ70歳代以降も働く人は少数派ですが、就業率は2011年以降増え続けているため今後も増加していくでしょう。