LIMOが2022年4月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年4月10日)
植えっぱなしでも毎年キレイな花を咲かせる球根植物はガーデナーの強い味方。
春に球根を植えると初夏から秋にかけて、可愛らしい花が庭を鮮やかに彩ります。
今回はオススメの春植え球根を紹介します。育て方のコツもお伝えするので、さっそくみていきましょう。
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1. 春植え球根の特徴とは?
春植えの球根植物の多くは、比較的温暖な地域が原産。寒さにはやや弱いものの、暑さには強いのが特徴です。花は鮮やかな色合いで大変豪華。品種もたくさんありますよ。
球根は生育に適した季節に植え付けるので、カンタンに育てられるのも魅力のひとつ。ガーデニング初心者にもオススメの植物といえるでしょう。
2. 球根の育て方
2.1 植える時期
春植え球根の植え込みに適した時期は気温が15~25度程度になる頃。暖かくなる3月から、夏が来る前の6月にかけて植えるのがオススメです。
2.2 植え付け
球根植物は水はけがよい場所で育てます。植える前に土をよく耕し、根が張りやすいようフワフワにしておきましょう。
種類によって異なりますが、球根は高さの2~3倍ほど土を掘って植えるのが基本。複数並べて植える場合は、株間を球根2~3個分空けておきます。
2.3 日当たり
春植えの球根植物は日当たりを好みます。花がたくさん咲くように、日差しが十分当たる場所に植えましょう。
2.4 水やり
土の上に芽が出るまで、しばらく日にちがかかります。植えたことを忘れずに、水やりをおこないましょう。ただし水の与え過ぎは禁物。多湿になると球根が腐ってしまう可能性があります。
2.5 肥料
植え付けるときに元肥として緩効性化成肥料を施しておきます。芽が出てきたら7~10日に1回程度、液体肥料を与えるとよいでしょう。
2.6 開花後の管理
開花後はエネルギーの消耗を防ぐため、早めに花がらを茎ごと切り取ります。光合成に必要な葉は黄色く変色するまでそのままに。
耐寒性が低い品種は球根を掘り上げ、よく乾かしてから保存しておきます。耐暑性・耐寒性ともに高い品種は植えっぱなしでも大丈夫。3~4年に1回は掘り起こして植え直すと、より元気に育ちキレイな花を咲かせます。
3. オシャレな花が咲く!春植え球根植物オススメ8選
3.1 ダリア
7~10月に開花するダリアは、花びらがゴージャスで魅力的な花。八重のほかにシンプルな一重や、キュートなポンポン咲きなど種類や花色が豊富です。力強い存在感が魅力で、夏~秋の花壇を彩ってくれます。※参考価格:300~500円前後(1球)※ブランド球根は値段が高め