延床面積40坪の家を建てる前に知っておきたいポイント
延床面積40坪の家を建てる前に、押さえておきたいポイントを4つご紹介します。
ポイント1. 将来を見据えて間取りを考える
間取りを考えるときに意識してほしいポイントは、以下のとおりです。
- アイランドキッチンや吹き抜けがつくれる
- スキマ空間を利用したワークスペースをつくれる
- 将来に備えて間取りを設計する
- 平屋でも十分な広さがある
アイランドキッチンとは、対面やオープンのような壁から離れたキッチンのこと。
40坪あればアイランドキッチンも設置可能なため、家族と会話をしながら料理を楽しむ時間が増えるでしょう。
また、吹き抜け部分に大きな窓を設置すれば、自然光が入ってきて家全体が明るくなります。
スキマ空間を利用してリモートワークや勉強、収納ができるスペースをつくるのもおすすめ。
40坪は家族4〜5人が自分だけの部屋を持てる広さなので、ストレスのない空間づくりができます。
将来の家族構成の変化も視野に入れて、間取りを考えてみてください。
ポイント2. 屋外スペースの設計を楽しむ
屋外スペースに余裕がある場合のポイントは、以下の2つです。
- 庭やデッキ、アプローチの設計を楽しむ
- 駐車場やビルトインガレージを実現できる
部屋の外と中をつなげる庭や、アプローチの設計も暮らしを楽しむ大切なポイント。
駐車スペースを確保できるビルトインガレージを設置した人からは、以下のような意見があります。
「悪天候を気にせず、荷物の取り出しや車の乗り降りがスムーズにできる」
「趣味の道具が置けるスペースができてうれしい」
国土交通省が提示する普通乗用車の駐車スペースは、1台につき15㎡です。
15㎡を坪数に直すと4.5坪になるので、ビルトインガレージの広さは4〜5坪のスペースが理想となるでしょう。
スペースに余裕を持たせたい場合は、9坪ほどあると車の台数が増えても困りません。
ポイント3. 安全で安心な建物の構造
建物を構造するうえで欠かせない柱は、安全で安心かどうかも大切です。
建物の構造をより安心できるものにするために、断熱性・気密性が高い家も検討できるとよいでしょう。
冷暖房の効率が悪いと、光熱費が高くなったり空調の効きも悪くなったりします。
一年中快適に過ごせる空調換気システムがあるハウスメーカーや工務店も多いため、相談するのがおすすめです。
ポイント4. 固定資産税を把握する
家を建てる前には、固定資産税も把握しましょう。
固定資産税とは「土地・家屋・償却資産」を所有している人が支払う地方税のこと。
一戸建てにかかる固定資産税は、年間で10〜15万円ほどといわれています。
自治体や土地の評価によって差があるため、いくらかかるのか把握しておきましょう。