2. 厚生年金が20万円以上の人の割合
上記のグラフは毎月の厚生年金の受給者数を受給額(国民年金含む)別に男女計、男性、女性でまとめたものです。
ひとり20万円以上の年金を月々手にしている人は15.46%です。男女別にみると男性は22.5%に対して女性は1.23%でした。
1986年施行の男女雇用機会均等法から37年が経過しましたが、現在年金を受給している世代においては女性の配置や昇進は優遇されておらず、また出産に際して休職や退職をするためキャリアが継続できなかったという方が多くいたことが影響していると考えられるでしょう。
今後はひと昔前の時代よりも働く女性が増えているため、女性の受け取る年金額も上昇していくと思われます。