4~6月にやっておきたい「バラのお手入れ」花摘み、病虫害対策など

水やり

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大きく生長すると葉からの蒸散量が増え、気温の上昇とともに土も乾きやすくなります。4~6月にかけての生長期は、水切れしないよう気をつけましょう。

鉢植えはとくに土が乾燥しやすいので、土がカラカラになっていたら鉢底から水が流れ出るまでタップリ与えてください。

肥料

追肥は月1回程度が目安で、与え過ぎないことが大切です。緩効性の置き肥または液体肥料を与えます。ツボミがふくらんできたら追肥をやめ、開花後に再開しましょう。

花摘み

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美しく咲いた花はいつまでも見ていたいもの。しかし花が咲き切るまでそのまま置いておくと、バラの体力を消耗させることになります。

たくさんの花を咲かせるために、花が終わりかけたら早めに摘んでしまいましょう。できれば満開前に花摘みするのがオススメ。キレイなうちに切り花にしてもよいでしょう。

花摘みの際は花だけ切り取るのではなく、枝が約半分の長さになるまで切り戻すのがコツです。

病害虫対策

4月になるとやっかいな害虫が活動開始。バラが大好物のバラゾウムシの被害に合うと、新芽や花芽が喰い荒らされてしまいます。新芽に付いている黒いゴマ粒のような虫を見つけたら、早めに取り除きましょう。

気温が高くなるとうどん粉病や黒点病も発生しやすくなります。病気になった葉を早期発見して取り除きましょう。予防として薬剤散布も効果的です。