小1の壁の対策として何を重視して仕事を選ぶ?

前章では、小学校に上がると保育園とは違い、子どもを預けられる時間帯が短くなるため「小1の壁」を感じるママが多くなると解説しました。

とはいえ、先輩ママの中には小1の壁を乗り越えて、小学校に上がってからも仕事と育児を両立している人も多くいます。

そのようなママたちは、仕事を選ぶうえで何を重視しているのでしょうか?

株式会社日本デザインの調査によると、約7割のママが「労働時間の柔軟性」「融通のきく勤務体制か」を重視して、仕事を決めていると回答しています。

出所:株式会社日本デザイン「主婦・ママの約7割が、未経験から転職できる「フリーランスWebデザイナー」に興味 「労働時間の柔軟性」や「育児・家事との両立」を重視」

上記の回答をした人のなかには、「在宅でできること」「子育て中の人間に理解があるか」といった、育児と仕事の両立ができるかを事前に確認したうえで仕事を決めている人が多いようです。

また、新型コロナウイルス感染症をきっかけに、在宅勤務を選択できる企業が多くなったため、子どもがいつ家に帰ってきても対応できるように「在宅勤務ができるか」を重視するママも多いようです。

女性も働くことが一般的となった現代では、育休復帰支援が手厚くなっている企業が多くなっている傾向にあります。

小1の壁を乗り越える対策として、勤務時間や勤務体制の変更に柔軟に対応してくれる職場を検討してみても良いかもしれません。