愛らしい白い花から漂うノスタルジックな香り「クチナシ&レモン」
クチナシ
梅雨の時期から初夏にかけ、甘い香りの白い花を咲かせる常緑樹・クチナシ。
大輪の八重咲き花を咲かせるヤエクチナシや、花が小さめのコクチナシ、可愛らしい丸い葉が特徴のマルバクチナシなど複数の品種が揃っています。
やや耐陰性が強いので、半日陰の庭でも育てられるのも魅力。秋には赤い実をつけ、一味違う姿で楽しませてくれますよ。※参考価格:1000~3000円(1メートル苗木)
レモン
酸味が強い果実でお馴染みのレモンも、芳香が楽しめる低木のひとつ。春~秋にキュートな花を咲かせ、果実の香りからは想像できないオリエンタルな香りを放ちます。
耐寒性に弱いので、庭植えは関東より西の地域がオススメ。寒い地域で育てるときは鉢植えにし、秋~冬は室内の暖かい場所管理しましょう。植え付けから3年ほど経過すると、秋~翌春に果実の収穫も期待できますよ。※参考価格:3000~5000円(1メートル苗木)
まとめにかえて
植物の香りを感じると心身がリラックスするだけでなく、懐かしい思い出や記憶が蘇ることがあります。
シンボルツリーの花の香りから「確か去年の今頃は……」などノスタルジックな気分に浸れるのも、芳香のある樹木を植える醍醐味かもしれません。
本記事では7種の低木を紹介しましたが、まだまだステキな花や芳香が楽しめる樹木はたくさんあります。日当たりや水はけ、開花時期や植え付け適期などを考慮し、住まいや庭の主役にピッタリな低木を見つけてくださいね。
LIMO編集部