小球根植物の魅力は?

控えめな咲き姿

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球根が小さいだけではなく草姿全体がこじんまりとしているので、主張し過ぎず控えめな印象。色とりどりの花が咲く春花壇では、主役を引き立てる脇役として活用できます。

周りの草花と調和しやすく、落ち着いたナチュラルガーデンにオススメ。野性味があるのでロックガーデンにも向いています。

植えっぱなしにできる

球根の多くは土の中で暑さや寒さを乗り越えるので、一度植えればそのまま植えっぱなしにしても大丈夫。毎年決まった時期に土の中から芽を出し、花を咲かせてくれます。

地上には何も残らなくなるので植えたこともつい忘れがちですが、自然の営みが季節の移ろいに気づかせてくれるでしょう。

寄せ植えにも向いている

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コンパクトにまとまる小球根植物は寄せ植えにも活用できます。秋に球根を植えられなくても、春に売り出される芽出しや開花苗を使えば簡単です。

背丈の高いタイプとしだれるタイプの中間に植え込むと、うまくバランスが取れて見映えのよい寄せ植えが完成します。