3月も半ばとなり、お子さんの大学進学が決まったとご家庭もあるのではないでしょうか。

年明けの岸田首相の「異次元の少子化対策」発言にはじまり、児童手当の所得制限撤廃についても言及されるなど、今年は少子化対策に注目が集まっています。

少子化にはさまざまな要因があると考えられますが、その一つが「教育費の高さ」です。

ソニー生命株式会社が大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女1000名に対して行った「子どもの教育資金に関する調査 2023」によれば、「大学等の学費は高すぎると思う」に対して、「非常にそう思う」が48.8%、「ややそう思う」が 37.2%となっており、そう思う(計)」は86.0%でした(2023年3月9日公表)。

出所:ソニー生命調べ

今回はいまの子育て世代の大学学費に対する思いと、40~50歳代の貯蓄を確認しましょう。