3. 老後に備えた資産形成4つ

一般的に60歳代になる前に退職や年金生活を見据えて貯蓄を蓄えることが重視されます。

現役時代からできる資産形成の手段を解説します。

3.1 老後に備えた資産形成1.節約を心掛ける

毎月の収支をバランスよく管理することが大切です。

収入と支出のバランスを見直し、節約を心掛けることで、貯蓄を増やすことができます。

収入を増やすことは簡単ではありませんが、通信費や家賃など固定費を見直すことで、支出を減らすことが可能でしょう。

毎月少しずつ節約することで、60歳を迎えるまでに貯蓄を作ることもできます。

3.2 老後に備えた資産形成2.公的年金を増やす方法を考える

国民年金のみの方は、厚生年金に加入することで将来の年金額を増やすことが可能です。

また、厚生年金は収入に応じた保険料を払うため、転職などで収入を上げて将来の年金額を増やすのも一つでしょう(上限があります)。

また、国民年金や厚生年金は66~75歳まで繰下げ受給が可能です。繰下げ受給をすると、以下の分だけ年金額が増額されます。

増額率(最大84%) = 0.7% × 65歳に達した月から繰下げ申出月の前月までの月数

出所:日本年金機構「年金の繰下げ受給」

本当に得かは個人差がありますが、検討されてもいいでしょう。