ビジカジでデニムを上手く着こなすには
ビジネスシーンでデニムを上手く穿きこなしている人を見ると「格好良い」といつも思います。基本的にそういう格好良い人を観察していると、細身のテーパードシルエットに、濃紺というのがキーワードのよう。やはり、スキニーや太めのストレートと違って、テーパードの方がジャケットやYシャツとの相性も良いんですよね。
今回はショップスタッフがすすめてくれた、ビジネスシーンと合うテーパードデニムを5本紹介。普段ビジカジだけど、デニムがしっくりこないという方はぜひご覧ください。
「ジャケットにも合うデニム」をテーマに作られた一本
『RESOLUTE』のデニムは、元々デザイナーの林氏が「ジャケットにも合うデニムを」と考え、作り出したもの。こちら、糸や細部へのこだわりも半端じゃないですが、最大の特徴はウエストサイズ、レングスサイズが豊富に揃っていること。各サイズによってパターンを変えているので、どんな人でも綺麗なシルエットを体感できるんです。なかなか合うサイズがなかった人には特にオススメ。
自分に馴染んでいく一本
人気のリーバイス66モデルをモチーフに同ブランドの手を加えた『BONCOURA』の一本。随所に施されたディテールは、さすがの腕前。生地や糸等々もディテールさながらのこだわりを感じさせます。使い込むことで自分の脚に馴染んでいくため、愛用品にするならばこちらで決まり。
リラックス感と上品を両取りできる一本
デニムのメッカ、岡山で作られた『Y.O.N』の一本は、何と言ってもこの綺麗なシルエットが魅力。スラックスのように上品な佇まいはテーパードシルエットだけではなく、ヴィンテージ加工の一種であるシェービング加工によってクリースを表現しているから。「リラックス感と上品さのどちらも譲れない方にオススメです」。スタッフさんのこの言葉に飛び込まない人いますか?
オンオフ問わず穿き込んでいきたい一本
時代を超えて愛されるようなモノづくりが人気を得ている『orslow』。こちらの定番デニムは、股上は浅めのすっきりとした細身のストレートなラインで、ジャケットやYシャツともすんなり馴染んでくれます。また随所に現れるヴィンテージ感漂う細かいディテールも男性にはたまらないはず。オンオフ問わず、穿き込んでいきたくなる一本です。
リーバイス創業の地で誕生したデニムブランドからの一本
ジーンズはアメリカ製でないと、それもサンフランシスコ製でないといけない。そんな思いからブランドがスタートした『TELLASON』。もちろん、生産は全てMade in USAで、随所へのこだわりはLEVI'Sへの敬意を感じるもの。綺麗なテーパードがかかったスリムタイプなので、ビジカジで穿くにはもってこいです。
穿いているうちに愛着が湧くのはデニムの特権
これらのデニムは、ビジネスシーンに合うのはもちろん、穿き込むうちにどんどん自分に馴染んでいくため、愛着も自然と湧いてきます。チノパンや綿パンと違って育てる楽しみもあるのが、デニムの良いところ。長い付き合いになると思うので、しっかり自分に合うものを探してみてくださいね。
FACY