1年中絶えず花が咲いている庭は、ガーデナーにとって共通の願いと言えるでしょう。そのためには季節ごとに植え替えが必要になり、管理や手間が欠かせません。
今回はできるだけ植え替えを少なくしながら、いつも庭に花が咲いているようにする植栽ローテーションを紹介します。植え替えサイクルごとのオススメ品種も見ていきましょう。
【ガーデニング】植栽ローテーションとは?
植物にはそれぞれ開花時期があります。花が美しく咲く時期をうまく組み合わせて、1年を通して花が咲いている庭を作る方法が植栽ローテーションです。
季節ごとに苗を植え替えるのがもっとも手っ取り早い方法。ただ、そのためには時間と労力に加えて苗を購入する費用もかかるでしょう。
植物の性質を知り、組み合わせた方や植え替えのタイミングを工夫すれば、手間が省けて長い期間花を楽しめます。
【ガーデニング】植栽ローテーションの組み方
植えっぱなしできる多年草のみ
多年草は植えっぱなしでも毎年繰り返して花を咲かせる植物。暑さや寒さに強く強健な性質の品種が多いので、ガーデニングに時間をかけられない方や初心者でも簡単に育てられます。
一般的に開花期間は短いのですが、なかには長期間咲き続けるものも。開花時期が異なる品種や、開花後も葉の美しさを楽しめる品種を組み合わせるとよいでしょう。
多年草+年2回の植え替え
多年草だけではやや彩りにかけるというときは、一年草をプラスするのがオススメ。開花時期が長い品種を春と秋に植え替えましょう。
できるだけ多くの花が咲いている庭にしたいけれど、ガーデニングにかける時間と手間はあまりかけられないという方にピッタリです。
多年草+年2回の植え替え+年2~3回の追加
季節を問わず花が咲き、いつも色とりどりで華やかな庭にしたいという場合は、アクセントとしてカラフルな一年草を季節ごとに追加しましょう。寒い冬でも元気に咲く品種もあります。
このローテーションは管理や植え替えの手間がやや増すので、時間にゆとりがある方にオススメ。手をかけた分だけ、季節感がありボリューミーな庭を作れます。
【ガーデニング】植え替えサイクルごとのオススメ品種
植えっぱなしできる植物
イベリス・ガウラ・ジギタリス・ゲラニウム・サルビア・エキナセア・ダリア・クリスマスローズ・スイセンなど
多年草は植えっぱなしできるかわりに、あらかじめ計画を立ててから植え込むことが大切です。そのためには植物の開花時期や性質をチェックすることがポイント。
花が途切れることなくどこかで咲き続けるようにするためには、開花時期が異なる品種を選びましょう。背丈が高いものは後ろに、低いものは手前に配置すると立体感が出ます。
秋に紅葉するタイプや、冬でも常緑の葉が地上に残る品種を選べば、花が咲き終わったあとの庭が閑散とすることもありません。
開花期間が長い一年草
パンジー・ビオラ・デージー・ペチュニア・インパチェンス・ニチニチソウ・トレニア・ジニア・ケイトウなど
一年草はワンシーズンで咲き終わる植物で毎年の植え替えが必要です。なかには冬~春、春~秋というように、半年近く花を咲かせ続ける品種もあります。
こまめに植え替えしなくてもよく、丈夫な性質が多いのもうれしいところ。比較的コンパクトな株姿の品種も、長い期間の内にどんどん大きくなります。
そのままにしておくと茎だけが伸びて花付きが悪くなるので、間延びしてきたら思い切って短く切り戻しするとよいでしょう。
アクセントになる一年草
ネモフィラ・アイスランドポピー・アグロステンマ・ラークスパー・ムルチコーレ・コスモス・ナデシコ・プリムラなど
春~秋にかけての2~3ヶ月間に花盛りとなる一年草。開花時期になると一気に咲き、庭に季節感を与える役割を果たします。カラーバリエーションも豊富なので、庭のイメージや季節に合わせたコーディネートができるでしょう。
花が咲き終わったり小休止したりしてポッカリ空間ができてしまった場所に、差し色として追加するとワンポイントとして役立ちます。少しでも長く咲かせるために、花ガラはこまめに摘み取るのがオススメです。
まとめにかえて
植栽ローテーションを組み立てる際は、ライフスタイルに合わせて無理のないガーデニング計画をすることが基本です。植物の性質を知ったうえで、見映えも考慮しながらプランニングしましょう。
工夫を凝らした植栽ローテーションで、季節ごとに移り変わる庭の風景を満喫しませんか。







