2023年(令和5年)度の厚生年金と国民年金の年金額はいくらか
では、老後資金の要となる公的年金はいくらでしょうか。厚生労働省の資料より、令和5年度の年金額を確認しましょう。
2023年(令和5年)度「厚生年金と国民年金」の年金額
- 国民年金(満額):月額6万6250円(新規裁定者のみ。68歳以上は月額6万6050円)
- 厚生年金(夫婦合計):月額22万4482円※夫婦二人の国民年金を含む
前年度より新規裁定者の国民年金は+1434円、厚生年金は+4889円となっていますが、物価上昇には追いつかない結果となりました。これはマクロ経済スライドによる調整が影響しています。
実際の平均受給額はどれくらいでしょうか。厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると以下のとおりです。
国民(基礎)年金の平均年金月額(令和3年度)
5万6368円
厚生年金の平均年金月額(令和3年度)
14万3965円(国民年金受給額を含む)
国民年金は5万円台、厚生年金は14万円台でした。
実際には加入状況により個人差が大きいため、ねんきん定期便やねんきんネットなどで早めに確認するといいでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)