つみたてNISAを活用しながら「新NISA」に備えよう。シミュレーションも確認
2023年からつみたてNISAをはじめる場合、来年度の「新NISA」制度に向けて投資の準備を整えておくことも大切です。
たとえば、つみたてNISAの場合だと月におよそ3万3333円を積み立てることで、非課税の投資枠である40万円上限をフルに活用することができます。
今後、「新NISA」が始まることでつみたて投資枠がさらに増え、その枠を十分に活用するためにも、余計な出費がないか1度家計の見直しを行い、貯蓄と投資のバランスを考えてみてはいかかでしょうか。
積立投資「月3万円・年率3%・20年間」をシミュレーション
つみたてNISAと新しいNISA制度のつみたて投資を利用した想定で、「月3万円・年率3%・20年間」運用できた場合にはいくらになるのか、シミュレーションを確認しましょう。
シミュレーション内容
- 運用するお金(元本):月3万円⇒「年間(3万円×12カ月)36万円×20年間(240カ月)=720万円」
- 想定利回り(年率):3%
- 運用期間:20年間
※金融庁「資産運用シミュレーション」にて試算
結果は、月3万円の積立てを年率3%でシミュレーションすると、20年後には984万9000円となりました(元本は720万円で、運用収益が264万9000円)。
上記のシミュレーションでは、積み立てた元本と運用益のトータルリターン(合計額)で20年後に最終的な金額が増えています。
年数が経つほど利益が増えていますが、これには複利の効果も影響しているでしょう。複利とは利息に利息がき、雪だるま式にお金が増えていくことです。
あくまで上記は3%で運用できた場合であり、実際には後にならなければ何%で運用できたかはわかりません。
また運用は自己責任となり、リスクがあります。金融商品選びや投資金額選びなどはしっかり行いましょう。