2月も後半となり、もう少しで就職活動も本格的にはじまります。

大学で都市部に進学した方は、そのまま就職するか、地元に戻って就職するか迷う方もいるでしょう。

また、特に東京は家賃など生活費が高いため、東京で就職するも、地元に戻ろうか迷う方もいると思います。

ただ、都道府県によって仕事事情や平均年収は大きく異なるものです。

今回は関東に視点を当てて、都道府県別や業種・職種別の平均年収をみていきましょう。

【関東の平均年収】群馬県は東京都より男女で70~80万円低い結果に

今回は転職サイトdodaが2021年9月~2022年8月の1年間にdodaに登録した約56万人の正社員の年収データから行った調査「年収の高い都道府県は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】」より、関東の平均年収について、全体と男女に分けて確認しましょう。

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出所:doda「年収の高い都道府県は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】」をもとに筆者作成

出所:doda「年収の高い都道府県は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】」をもとに筆者作成

関東で最も年収が高いのはやはり東京都で、全体で440万円(男性494万円・388万円)でした。

一方で最も低いのは群馬県となっており、全体で375万円(男性412万円・317万円)です。男女ともに、東京と比べると平均年収が70~80万円ほど下がりました。

同じ関東といっても、上記を見てわかる通り首都圏と北関東では平均年収に差が見られます。

また、関東全体の平均年収は423万円ですが、平均を超えているのは「東京都(473万円)」と「神奈川県(423万円)」しかありません。

女性に限ってみると、関東の女性の平均年収366万円を超えているのは「東京都(388万円)」のみです。

同じ関東でも首都圏と北関東によって違い、また首都圏の中でも東京都の年収の高さが目立ちます。

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出所:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

出所:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

ちなみに国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、日本の平均年収は433万円です。

関東の年収分布をチェック

同調査より、関東の年収分布を見ると以下の通りでした。

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出所:doda「年収の高い都道府県は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】」をもとに筆者作成

出所:doda「年収の高い都道府県は?平均年収ランキング(47都道府県・地方別の年収情報)【最新版】」をもとに筆者作成

全国で最も高い関東の平均年収ですが、分布を見ると多い順に「300~400万円未満」が32.0%、「400~500万円未満」が21.4%、「300万円未満」が20.6%となっています。

一方で、年収1000万円以上は2.3%でした。

関東で平均年収が高い業種や職種はなにか

年収は業種や職種によっても左右されるものです。

関東で平均年収が高い業種を見ていきましょう。

  • 総合商社500万円
  • 金融494万円
  • メーカー480万円
  • IT/通信452万円
  • 建設/プラント/不動産437万円
  • 専門商社431万円
  • インターネット/広告/メディア430万円
  • メディカル416万円
  • サービス384万円
  • 小売/外食361万円

総合商社が500万円と最も高く、次いで金融、メーカー、IT/通信と続きました。

ちなみに他の地域の業種はいずれもトップ3に「メーカー、金融、建設/プラント/不動産」の3業種がランクインしており、地域差を感じる結果となりました。

職種のトップ3は「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」630万円、「企画/管理系」556万円、「金融系専門職」490万円となっており、専門的な職種で年収が高いことがわかります。

ただ実際には小分類でみると年収が高い職種もあるため、よく調べることが大切になるでしょう。

まとめにかえて

今回は関東に視点を当てて平均年収を見てきました。

特に東京都の年収の高さが目立ちましたが、一方で家賃や生活費、教育費なども多くかかる印象があります。

ただ地方だから生活費が安いとは言い切れず、家族で車を複数台保有したり、大学への進学で仕送りをしたりと、想像以上に出費がかかる場合もあるでしょう。

具体的にご自身の状況に合わせて年収や生活費、ライフプランを検討する必要があるでしょう。

参考資料

宮野 茉莉子